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7月に読んだ興味深い記事3選 | 自分価値向上研究所

7月に読んだ興味深い記事3選

こんにちは、戦略コンサルタントのYuです。

今日から8月、梅雨が明けて我が家でも朝セミの泣き声が聞こえてきて、「やっと夏か」と実感しております。

そんな今朝、このブログのことを色々と考えて過去の記事を見返してみたいたのですが、あることに気づきました。

「カタい記事が多い」

ある特定の物事に対して真面目に記事を書いたものが多く、それはそれで良いのですが、カタい記事は書くのに時間がかかる。

また、今までの文章からあまり人間味が感じられなく、複数の記事を読み続けるのは少し辛い。

なので、これからは気楽に読めるような記事も書いていこうと思います。

そして、その第一弾として今回は、私が7月に読んで興味深いと感じた記事を3つご紹介します。

お暇なときにでも、気楽に読んでいただけると幸いです。

記事①:緊急事態宣言解除後の人々の動きはどう変わったのか? ヤフービッグデータから見えた動態変化

先ず興味深いと思ったのはYAHOO!JAPANさんの記事で、緊急事態宣言の前後等での人々の行動の変化を、持ち前のビックデータから示唆しています。

この記事では緊急事態宣言の前後等での繁華街の人出を調査していますが、そのグラフから見えて来る日本人の持つ気質が興味深いです。

その気質とは、「空気を読む」こと。

以下グラフをご覧ください。

参考:YAHOO!JAPAN「緊急事態宣言解除後の人々の動きはどう変わったのか? ヤフービッグデータから見えた動態変化

縦軸が人出の多さ、横軸が日付です。

緊急事態宣言発令前には既に人出が減り始めており、解除前に底打ちして徐々に増え始めているのが見て取れます。

つまり、人出が減った/増えたのは緊急事態宣言によるところではなく、緊急事態宣言が発令されるかも/解除されるかもといった思惑が原因と言えそうです(もちろん、結論づけるにはさらなる調査が必要ですが)。

日本人は「空気を読む」気質があると言われますが、それがまさにこのグラグに表れている気がします。

つまり、「緊急事態宣言が発令されそうでみんな自粛するだろうな→自分も自粛しなきゃ」と空気を読んでいるのではないかと。

そのため、逆に解除の際も「そろそろ解除されそうでみんな出掛けるだろうな→自分も出かけよう」と空気を読んでいる(流されている?)。

海外の友人から以前「日本人は凄いよ、特に出かけても罰則とかないのにあれだけStay Homeしているのだから」と言われた事がありましたが、これは正に緊急事態宣言そのものが効力を発揮したというより、それにより人々が作り出した「家にいよう」という「空気」による結果と思います。

そのため、最近小池都知事が仰られている「都独自の緊急事態宣言も」という発言は、あくまでもそれ自体の効力を狙っているのではなく、このような発言で世論がStay Homeに傾くことを狙っているのではないかと思っています。

この小池都知事の発言でまた人出が減るかは、数週間後に答え合わせですね。

記事②:Googleが有料ニュースの支払いを肩代わりしてユーザーが無料でコンテンツを見られるようにするプログラムを発表

次に興味深いと思ったのはGigaziNEさんの記事で、Googleがニュースの支払いを肩代わりするプログラムを発表したことです。

これどういうことか簡単に説明します。

先ず、何かしらのキーワードでGoogle検索すると、それに関する新聞各社等の記事が出てきますよね。

そこでその記事をクリックして読み進めると、途中から「この先を読むには有料です」のような表示が出る。

参考:日本経済新聞「セントウエン、デリバリー専用のシェアキッチンを増設

これをペイウォールと言い、ユーザーは有料プラン等に登録しないとこの先が読めないのですが、この支払いをGoogleが肩代わりし、Googleユーザーは無料で読めるようになるようなプログラムを発表したと言うことです。

これは個人的には結構衝撃的でした。と言うのも、今までGoogleはコンテンツを作成するパブリッシャーには断固として強気な姿勢を見せていたからです。

例えば、2014年のドイツの新聞社がGoogleニュースへの掲載を拒否した際は、Google検索結果からその新聞社の記事のタイトルとURL以外を削除しました(これは法に従った行為ですが、あまりに厳しい…)。

これにより、わずか2週間でGoogleからの流入が4割、特にGoogleニュースからの流入が8割も減少したそうで、新聞社は大打撃(ネットニュースの場合、広告収入が大半を占めるため、流入数の減少は即座に収入に響く)。

結局Googleにひれ伏し、すぐに Googleニュースへの掲載を戻しています。

また昨年、EUの著作権法改正では、「記事の抜粋転載も有料となる」といったものが盛り込まれると言う話になり、それに対抗したGoogleが以下のような検索結果で反抗した過去もあります。

参考:GIZMODE「出た、Google最終兵器。EU著作権法改正後の真っ白な検索結果がリーク

こんな状態じゃ誰もクリックしないので、たまったもんじゃないですよね…。

とまあ、こんな感じでパブリッシャーに対して断固として弱い姿勢を見せなかったGoogleだけに、今回のパブリッシャーに対する対応は驚きでした。

とは言え、これは近年のタッチポイントとしてのGoogleの弱体化(今まではGoogle検索から何かを調べる・見るのが一般的だったのが、段々とユーザーは好きなサイト・アプリを直接開くようになっていること)を見るとある意味当然の流れとも捉えられます。

この話については、また別の機会があれば記事を書こうと思います。

記事③:どん底から復活したメガネスーパー なぜ「安売り」と決別できたのか

最後は別に最近のニュースというわけでもないのですが、個人的に気になったメガネスーパーの復活劇の記事をご紹介。

ここで、メガネスーパー、みなさんどのようなイメージがありますか。

このブログの読者の方は2~30代の方が多いため、メガネスーパーの眼鏡を使っている人は少ないと思いますが、イメージとしては高品質高価格といった印象の方が多いのではないでしょうか。

正に、メガネスーパーは現在高品質中〜高価格の眼鏡を販売していますが、中品質中価格帯程度のポジションで失敗した過去があり、そこから現在のポジションに戻して成功した事例が紹介されています。

元々メガネスーパーは1973年創業以降業界を牽引してきた老舗で、高品質(中〜高価格)路線で知名度抜群、2007年度頃までは業績が良かった企業です。

また、ある程度の値段がするのが一般的だった眼鏡市場にZINSやZoffといった低価格路線の企業が出て来るものの、そもそもポジショニングが異なりターゲット層も異なるため、これら低価格路線の企業が出てきても、それほど大きな影響を受けずに業績を拡大してきました。

しかし、そんな順当な業績拡大に水を刺したのが眼鏡市場。メガネスーパーと同価格帯の商品を展開し、それに加えてレンズ一体型のプライシングモデルを採用。

当時の中〜高価格帯の眼鏡はフレームとレンズは別価格が普通でした。眼鏡市場は、そこを一体型の料金でわかりやすく明瞭な料金にすることで一気に顧客を獲得していきました。

これはまずいとメガネスーパーも全商品いっせいに一体型の価格に変更してフォローするも、業績は悪くなる一方。眼鏡市場は綿密に利益が出るように計算してそれぞれの眼鏡をプライシングしていましたが、眼鏡市場はそれをしなかったことで、更に業績は悪化。

しかし、戦略転換することで、業績は回復。その戦略が現在も掲げる「アイケアカンパニー宣言」です。

つまり、眼鏡というモノ売りから、アイケア(目の健康)というコト売りに舵を切ったと言えると思います。

近年、モノ売りからコト売りへ、といった話はよく聞くと思いますが、正にそれを体現した一例かと。

この際、一体型だったフレームとレンズの価格は再び別々にし、実質的に値上げをしました。「このデフレ時代についに狂ったか」と業界ではささやかれたそうです。

しかし、店舗での徹底的な眼の検査やアイリラクゼーション、細かなアフターケアといった付加価値を眼鏡と合わせてサービスとして提供することで、値上げはしても客足は遠のくことなく、業績は回復しました。

因みに、実は私も今年に入ってメガネスーパーの眼鏡を買いました。というのも、今までは出社する機会が多くコンタクトが通常でしたが、コロナにより在宅勤務が増えて眼鏡の日が多くなったため、以前ご紹介したコンフォート原則に従い、良い眼鏡に買い換えようと思ったためです。

その際、様々な眼の検査やリラクゼーションを受け、最適な眼鏡をご提案いただきましたが、これが良い。以前作った眼鏡だと、ずっとつけているとノーズパットが当たる部分が痛くなったり目がしょぼしょぼしてきたのですが、今回作ったのは一日中つけていてもまるでそこになかったかのように快適。良い買い物でした。

別にメガネスーパーの関係者でもないですが、もし自分に最適な眼鏡が欲しい場合は、一度足を運んでみてはどうでしょうか笑

まとめ:今後はこのような記事も書いていこうかと思います

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は、冒頭にあるように、固い記事ばかりだと書くのに時間がかかる(私の能力不足)&複数記事読み続けるのが辛い(読者さんの意見)といったことから、先月読んだ記事に対する個人の意見や見方をバーっと思いつくまま書きました。

もし読んでいただける方が一定数いれば、今後もこのような記事(もしくは一ニュースについてもう少し深掘りした記事)を書いて行こうかと思いますので、今後もご愛読いただけると幸いです。

では。

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