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メンタリストDaiGo『自分を操る超集中力』は集中力の続かない人におすすめの本だった | 自分価値向上研究所

メンタリストDaiGo『自分を操る超集中力』は集中力の続かない人におすすめの本だった

「集中力が続かない」

僕は昔から集中力がある方ではなく、好きなことならまだしも、好きではない事に取り組むときはいつも20分から30分くらいで集中力が切れていました。

集中力が切れる時って大体決まって、頭の中で違うことを考え始めるんですよね笑

「部屋片付けなきゃ」「そういえばあれやっていないな」「あれどこやたっけ?」

みたいな。

ただこれだとまずいな、もっと集中して勉強したいなと言う事でいくつか”集中力”に関する本を読み漁ったわけです。

その読み漁った本の中でも、無駄な事が一切書いておらず、根性論でなくて科学的根拠のあるものが厳選されていたのが本書。

1つのテクニックを手を替え品を替えて紹介していたり、「他の事を考えず目の前のことに全力で意識を向ける」みたいな漠然とした根性論に終始している本が多かった中で、本書は科学的根拠に基づいたテクニックが凝縮されて書かれていたので、僕のお気に入りの一冊リストに追加されました。

今回はそんな本書のポイントと、読んだ感想を伝えます。

著者は毎日20冊読書しているメンタリストDaiGo

著者はご存知、メンタリストとして有名なDaiGoさん。

DaiGoさんを知る人のほとんどは、彼がテレビで人の心や行動を読んでいるシーンを思い浮かべると思うのですが、実は企業のコンサルや大学の教授もしています。

人の心を読み、操る技術”メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサル、遺伝子解析企業の顧問、大学の特任教授なども務めている。

via:自分を操る超集中力

メンタリストって日本でただ一人、DaiGoさんだけだったんですね笑

まあそれは置いておいて笑、このように多方面で活躍している事がわかります。

また、DaiGoさん、どうやら毎日20冊読書をしているのだとか。

これは多分、全て隅から隅まで読んでいるわけではなく目次から本の内容を推測して、中身を斜め読みする速読法で20冊って事だと思います。

まあそれにしたって、かなりの集中力がないと20冊は読めませんが。

そんなDaiGoさんが、”集中力”に関して書いた初めての本が本書になります。

本書は集中力に関するテクニックの総集編である

本書は科学的根拠に基づいた、ありとあらゆる”集中力”を高める方法が書かれています。

根性論など科学的根拠のないものは一切書いてありません。

そのため、納得してテクニックを実践する事ができます。

ただこれらのテクニック、完全に科学的根拠を基にしているため、調べようと思えば全てネットで調べることもできます。

しかしそれでもやはり本書はおすすめできます。

と言うのも、恐らくこの記事をあなたが見ていると言う事は、「集中力 本」とでもググってこの記事にたどり着いたと思います。

そしてそうググった理由は恐らく、”集中力”に関するわかりやすくまとまった情報が欲しいから。

もしそうなら、この本はあなたの要望に完全に応えてくれるはずです。

この本は多くの研究論文から引用された方法をわかりやすくまとめた、言うなれば”集中力に関する研究論文まとめ本”です。

ネットにある集中力にある記事や研究論文の中から、本当に役に立つものをDaiGoさんがわかりやすくまとめてくれた本とも言えます。

その証拠に、本書に書いてある内容は殆どDaiGoさんの実践している内容です。

本書に書いてある方法を駆使して、DaiGoさんは多くの仕事をこなし成果を出しているので、これを真似しない手はないでしょう。

ただ、一気に書いてある事全てをこなそうと思っても消化不良になる事間違いなしなので、本書を読んだら一つずつ習慣化していくのがいいです。

僕も最初一気にやろうとして挫折したので、今は一つ一つ着実に身につけています。

集中力の源はウィルパワー

本書を読んだ中で、特に役に立ったと思うポイントを僕の体験を交えて紹介しますが、その中で1番役に立ったのがこの”ウィルパワー”と言う考え方です。

簡単に言えば、脳の体力のようなもの。(ゲームをやったことある人ならMPと考えてもらっていい)

集中力の体力=ウィルパワー

集中力が続かないという悩みは、大抵このウィルパワーが不足していると言えます。

不足というのは元々少ないのか、それとも勉強など集中したい時に既にウィルパワーが残っていないのか。

元々少ない場合はウィルパワーを増やすための訓練が必要。

訓練の仕方は姿勢を正すなど色々本書に書いてありますのでそちらに譲ります。

特に問題なのは後者で、勉強など集中したい時に既にウィルパワーが残っていない場合。

例えば、いくら体力のある人でも、朝ランニングするのと夜ランニングするのでは、パフォーマンスが全然違うでしょう。

それと同じことが集中力に関してもいえるのです。

つまり、集中力の源こそウィルパワーで、運動で言えば走るための体力と言えます。

しかし厄介なことにこのウィルパワーは、何かに集中する時だけでなく、迷ったり、意思決定する際にも消費します。

例えば

  • 参考書にある問題を、集中して1時間解いた
  • 今日は何を着ようか考えた
  • メールの返信を取り敢えず保留した

このような時にウィルパワーが消費されます。

そう、集中する時だけでなく、意思決定をする時や何か考え事をしている(考えを保留していても脳は考え続けています)時にも消費されるのです。

つまり、「何を着ようか?」「どこに行こうか?」「何を食べようか?」と考えるだけでウィルパワーは消費され、いざ集中力が低下する原因になるのです。

つまり、多くの人は集中するための体力を、そもそも無駄な思考で消費しているため、勉強する時に既に、集中するための思考体力、ウィルパワーが残っていないと言う状態になっているのです。

これは最初読んだ時は驚きました。

と言うのも、これを読む前はやはり集中力とは、勉強などする”その場”でどうにかするものだと思っていたからです。

ただそうではなくて、やはり集中力を発揮するにもエネルギー(ウィルパワー)が必要だと。

僕の場合、巷にある多くの本に書いてあるテクニックを実践してもなんだかイマイチ集中できなかったのは、このウィルパワーが大きな原因でした。

本書を読んで、なるべく無駄な思考をしない、つまり日常生活でウィルパワーをなるべく消費しない方法を実践してみると、勉強開始直後の集中力が変わってきたのを実感できるはずです。

集中力を発揮するためには環境や生活を見直す必要がある

本書の1番のポイントはウィルパワーで間違い無いと思いますが、もちろん、集中するための”場”を整える方法や、普段の生活ではどうすればいいのかも書かれています。

この部分の集中するための方法論に関しては、特別類書と比較して秀でた部分は無いですが、一つ挙げるとすれば、とにかく膨大な情報がコンパクトにまとまっている点。

  1. 場所
  2. 姿勢
  3. 食事
  4. 感情
  5. 習慣
  6. 運動
  7. 瞑想
  8. 睡眠
  9. 休憩

について、科学的根拠を基に具体的なメソッドが書かれています。

一例として、場所に関しては

  • 水色のペン立てを使う
  • 机の上に鏡を置く
  • クリエイティビティを発揮したいなら天井が高いところで仕事する

睡眠に関しては

  • 音でなく光で起きる
  • 少しずつ眠り、少しずつ起きる
  • 横になる(椅子に座って)15分の仮眠をとる

などなど。

もうかなり具体的にたくさんの方法が書かれています。

しかも、冗長な説明はなく、コンパクトにまとまっている。

まあコンパクトにまとまっている分、各々の方法に関して根拠が詳しく書かれている訳では無いですが。

一つ一つの方法の根拠に関しては、類書の方がしっかり書かれています。

ただその分、使える(DaiGoさんの使っている)方法がたくさん詰め込まれている。

そういう意味で、一つ一つの方法の詳しい根拠、理論を知りたいという人にはあまり向いていない本です。

逆に、根拠はそこそこで良くて、自分に合う方法を探したいという人には最適な本だと思います。

いかんせん集中力を高める方法に関する方法論はたくさんあるので、僕はとりあえず本書にある方法を片っ端から試しては、合うのは取り入れ、合わないのは清く自分には合わないと諦めています。

結局いくら理論がしっかりしたものでも、人によって合う合わないというのはあるので、自分に合う方法を探すための”辞書”としても使っています。

もちろん、その”場”で集中力を発揮する方法論も書いてある

もちろん、いざ勉強する際に使える方法論も書いてあります。

なんて言ったって、本書は”集中力に関する辞書”ですから笑

こちらもコンパクトにまとまっていて、非常に実践しやすい。

その中でも集中量が続かない人にオススメな集中法がポモドーロ・テクニック

25分集中+5分休憩で集中サイクルを回す方法です。

僕は色々な集中法を試してきましたが、現在はこの方法に落ち着きました。

この方法のポイントはやっぱり25分の集中という短い時間で区切られているところ。

僕を含めて、集中力が続かない人の悩みの多くは、言い換えれば集中力が”長く”続かないことだったりしますが、そもそも”長く”集中する必要がないこの方法は僕にぴったりでした。

集中力が”長く”続かない人は是非取り入れてみてほしい方法です。

無駄なことは一切書かれていないから読みやすかった

この本には、集中するために必要なありとあらゆる知識が詰め込まれています。

先ほども言いましたが、まるで”集中力に関する辞書”のよう。

辞書のように多くのテクニックが書かれているので、各テクニックの根拠はやや軽めに書かれているものの、その分かなり多くのメソッドがコンパクトにまとまっています。

それに、やや軽めに書かれていると言っても、もちろんちゃんと論文が根拠になっていますし(じゃないと僕は実践しません)、メンタリストDaiGoさんが実際に実践している方法ばかりなので、それだけでも試してみる価値はあるかと。

僕もこの本に書いてある方法をいくつか実践して、集中力の向上を感じています。

特に効果を感じているのは、ウィルパワーの節約とポモドーロ・テクニックですね。

もちろん、実践してみて自分に合わない方法は続けていませんが、試してみなきゃわからないもの。

集中力を高めたい、集中力が続かなくて困っている人に読んでみてほしい一冊です。

集中力を高めたい人はまずは本書の第2章と第4章から、集中力が続かなくて困っている人は第1章と4章から読んでみる事をおすすめします。

文字だけでなく、図を使ってわかりやすく説明されている解説書のようなバージョンも出たので、そちらのリンクも貼っておきます。(解説書バージョンも出るなんて人気なんですね笑)

しっかり読書したい人は上の本を、雑誌のように軽く読みたい人はこちらの方が読みやすいです。