「イヤホンって色々ありすぎてどれがいいかわからない」
イヤホンにはたくさんの種類があります。
SONYやBOSSなどメーカーもさることながら、各メーカーの中にも様々な種類のイヤホンがあります。
そのため、どういう場で使い、何をイヤホンに求めるのかを買う前に決めておかないと、途方に暮れてしまいます。
ただ、主に通勤・通学時に使うという観点から考えた場合、最も重要な要素は「遮音性」ではないでしょうか。
音漏れしていては恥ずかしい上に周りの人に迷惑ですし、外の音と混ざることにより聴こえ方もかなり悪くなります。
もちろんその他の値段や耐久性といった要素もおざなりにはできません。
そこで、小学生の頃から様々なイヤホンを試してきた僕が、通勤・通学時に使う場合、最もお勧めできるSHURE社のイヤホンです。
基本スペック
SHURE社から発売されているイヤホンは、基本的な形状はどれも同じで、音質によって値段が分かれています。
今回私がお勧めするのはその中でも一番人気であり、最も安いモデルです。
最も安いといっても11,437円(記事執筆時)するので、高いと感じるかもしれません。
ただ、このイヤホンにはそれを補って余りあるほどの遮音性や耐久性、音質があります。
イヤホンにはインピーダンスや再生周波数など数字として現れるスペックがありますが、正直これらを見ても、音楽を専攻しているわけではない人にとっては、すごさが伝わってこないのではないでしょうか。
例えばこのイヤホンの再生周波数帯は21Hz~17.5KHzであり、人間の可聴領域20Hz~20.0KHzをほとんどカバーしています。
ただ、これを聞いたところで「へえー」くらいにしか思わないでしょう。
そこで、通勤・通学時に使用するイヤホンとして求める要素4つについて、今まで使ってきた感想と、Amazonの評価レビューを参考に説明します。
- 遮音性
このイヤホンを選んだ最大のポイントであり、Amazonのレビューでも最も評価されているポイントです。耳に完全にフィットした時の遮音性は他社の追従を許しません。
音量にもよりますが、駅のホームで目をつぶって待っていたら気付かずに乗り過ごしてしまうほど周りの音が聞こえなくなります。
- 値段
11,437円(記事執筆時)。今まで使用してきたイヤホンの価格帯からするとやや高めですが、この値段に納得しています。もちろん遮音性が優れているからということもあるのですが、耐久性も優れているからです。今までは割と1〜2年ほどでイヤホンの調子が悪くなることが多かったのですが(使い方が雑なのかもしれませんが)、このイヤホンは今の所4年間使用できていて特に問題ありません。その点から、長い目で見れば高くないと感じています。
- 耐久性
今まで使ってきたイヤホンの中でも一番長く使い続けられています。イヤホンの評価レビューで悪い評価というのは通常断線してしまったというものが多いのですが、このイヤホンではあまりそのようなレビューが見られないことからも、耐久性は高いといっていいと思います。
- 音質
重低音が強めの音です。ライブやアクション映画などが好きな人が好む音だと思います。音質の良し悪しというのはとても難しいもので、僕のような一般人レベルの耳だと、安すぎるイヤホンがシャカシャカしていて聴きづらいなどは分かっても、ある程度のレベルまでいくと好みの問題だとしか思えなくなります。もちろん、専門家などにはどの音がこう聞こえて〜みたいな点は多くあるのでしょうが、僕には分かりません。このイヤホンのいいところは、遮音性が高いので、外でも雑音と混ざることなく音楽を楽しむことができます。
シュア掛け
ここまで読んでくれたあなたであれば、このイヤホンがとにかく遮音性に優れているということは分かったと思います。
このイヤホン、実は通常のイヤホンとは異なる装着方法をすることで有名です。
それが「シュア掛け」と呼ばれるイヤホンの装着方法です。
このように装着することにより、「タッチノイズ」を抑えることができます。
タッチノイズとは、イヤホンのコードが服に当たった時などに聞こえるあの音です。
このシュア掛けにより、さらに遮音性が向上します。
この掛け方、イヤホン好きであるスケートの羽生結弦選手も好んでいることで有名です。
もちろん、羽生選手が使用しているのはSHURE社の中でも高いオーダメイドモデルですので、今回おすすめしているイヤホンとは異なりますが、基本的な遮音性などの面で言えばほとんど変わりません。
タッチノイズ対策も施してある遮音性の高いSHURE社のイヤホンが、羽生選手の試合前の集中力を高める手助けもしているようです。
デザイン的に、SPやSSのような雰囲気も醸し出せるのでかっこいいと個人的には思っています。
ポイントは高い遮音性
通勤・通学時のあの満員電車等での喧騒から少しでも離れたいあなたなら、この遮音性の高さに満足するでしょう。
もちろん、そんなの関係なくてとにかく安くすませたい場合は他の選択肢を選ぶでしょう。
大事なのはイヤホンに何を求めるかです。
僕は通勤時にはとにかく周りの喧騒から離れ、自分の世界に浸るために「遮音性」を重視し、このイヤホンを使い続けています。
あまりにも周りの音が聞こえなくなるので、歩いている時など車には注意してください。