食事中のスマホ問題。
最近はどこでもスマホをいじる人が多く、食事中にいじる人も多い。
一人の時のスマホはその人の問題であり、あなたの問題ではないので放っておけばいいでしょう。
問題は人と一緒に食事している時のスマホ。
これはマナー違反なのか?
これについて、僕の考えを述べたいと思います。
目次
食事中のスマホはマナーの問題
そもそも食事中のスマホは法律違反でもなんでもなくマナーの問題。
マナーの問題故に、基本的には個人の判断でスマホをいじるもいじらないも判断すればいいと思います。
と言っても現代では、一緒に食事をしている人にスマホをいじられたらいい気分がしない人も多い。
そこで、人と食事する時にどうした方がいいか僕の考えを述べます。
食事中のスマホとテレビの違いは?
僕の親やもっと上の世代からすると、食事は家族団らんの時間という認識の人が多いです。
その世代の人からすると、家での食事中のスマホには反対でしょう。
ただ、そのような人たちが食事中にテレビをみていると、僕は疑問を感じます。
「食事中のスマホとテレビ、何が違うのだろう」
僕は本質的にどちらもそんなに変わらないのではないかと思います。
また、良く映画やドラマでも父親が朝食の時に新聞を読んでいますがそれも食事中のスマホとさして変わらないのではないかと。
どれも食事中に食事とは別のことにも意識を向けているわけですし、視線も食べ物を向いていない。
その点、食事中のスマホとテレビは変わらないと思うのですが、唯一違うとすれば、テレビは複数人でそのコンテンツを共有できるということ。
スマホは基本的に画面は自分しか見れない。
テレビなら複数人で同じコンテンツを見ることができ、その内容について共有して楽しむことができます。
そのため、テレビを見て複数人でコンテンツを共有することによりその場にいる皆が楽しめるのなら、僕はそれはそれでテレビを見るのは良いと思いますが…。
テレビが共通の話題になる?
そう。
テレビが共通の話題になり皆が楽しめるなら、テレビをみても良いんではないでしょうか。
逆に言えば、その場にいる誰か一人でもテレビを見て楽しめないなら見ないべきではないかと。
食事中にテレビを見る目的が家族団らんなら、一人でも楽しめない人がいたらその目的は達成されません。
何も見ずに食事をしながらただ会話をする方がよっぽど目的を達成できるでしょう。
このように説明しても、家族の誰かが「テレビはいいんだ」と主張する人がいるかもしれません。
もうそれはその人がただテレビを見たいだけなので、そのような人とは話さなくてもいいんではないでしょうか。
これ以上のことを言っても逆上するだけなので、勝手にテレビをみさせておきましょう。
食事を作った人に従うべし
食事を作った人が、「食事中にスマホはいじらないで」と言ったら、それは素直に従うべきだと思います。
別に説得してみてもいいと思いますが、説得できなさそうなら素直に諦めた方がいいかと。
やはり時間をかけて作った食事を、スマホ片手に食べているのを見ると、どうも食事をないがしろにしているように見えて気分は良くないもの。
人間論理だけで動いているわけではないんです。
論理的に考えれば食事をしながらスマホで情報収拾するのは効率がいいかもしれません。
ただ、それで作ってくれた人を不快にさせるようでしたら避けるべきです。
後々何か言われたりして、結局お互いアンハッピーになるかもしれません。
そうなるとわかっているなら、もとよりスマホをいじらない方が、後々何も言われないしそれで時間も取られないので”論理的”ではないでしょうか?
友達との食事の場合は?
友達との食事の場合は外食が多いので、テレビを見る問題というより、食事中にスマホをいじっているのが問題かどうかに焦点が当たります。
これについて、僕は友達と外食している最中にスマホをいじるのは良くないと思います。
というのも、友達と外食する目的とはただ食事をするのではなく、友達と話をして楽しい時間を共有することがほとんどだからです。
この目的をベースに考えると、食事中にスマホをいじるという行為は明らかに会話の質を下げ幸福度も下げる行為なので、目的達成に反します。
よって、友達との外食の場合にはスマホをいじらない方がいいでしょう。
食事中のスマホ問題もいずれなくなる
後15年もすれば、小さい頃からスマホを持っていた世代が親になります。
そうしたら食事中のスマホのマナー問題などなくなっているでしょう(そもそもスマホが後15年も存続しているかわかりませんが笑)。
実際、常に多くの大学生が食事中にスマホをいじっています。
63%が食事中にスマホ、授業の板書も写メ、今どき大学生のマナー観
この様に、スマホなど新しいものは若い人の方がよく使うし使いこなすもの。
故に、スマホのマナーは若い人たちが作っていくでしょう。
一方、何か新しいものが出た時、何かと抵抗を示す人は多いです。
それは往往にして人生の先輩方だったりする。
もうこれは社会の新陳代謝と言ってもいいでしょう。
今はまだマナーの転換期です。
このような転換期に、どのマナーに従うかはあなた次第。
しっかりと自分の考えがあるなら、今はその考えに従えばいいでしょう。
いずれ確固としたマナーが形成されます。