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グループディスカッションではファシリテーターになれ | 自分価値向上研究所

グループディスカッションではファシリテーターになれ

大抵の企業では選考過程の最初の方にグループディスカッション(以後GD)があります。

私が就活の時に受けた企業の内、体感では9割以上の企業がGDを実施していたと記憶しています。

面接に進むためにはまずはGDを突破しなければなりません。

外資系・日経大手コンサル、外資系・日経大手IT、メガバンクなどのGDを突破してきた筆者は、GDを突破するにはファシリテーターになることを勧めます。

まずは評価基準を知る

GDの対策の第一歩は評価基準を知ることです。

まずは「グループディスカッション 評価基準」と検索して、一番上に出て来るサイトを参考にしてみます(2017/12/19付け)。

評価基準1:協調性
評価基準2:発言力
評価基準3:議論展開力
評価基準4:積極性
評価基準5:思考力

via:知らないと困る!グループディスカッションの5つの評価基準

なるほど、確かにこの5つの能力はGDにおいてとても重要でしょう。

このサイトでは各評価基準に対する対策も書いてあります。

評価基準1:協調性の対策を見てみます。

  • 周りのメンバーを敵・ライバルと思わない。「全員で受かる」つもりで協力する
  • 人の話は「ええ」「はい」「なるほど」と相槌をしながら、目を見て話を聞く
  • 他人の意見を簡単に否定しない。否定するときは代案を出す
  • 「今何を議論しているか」を意識し、論題からそれた話をしないように

via:知らないと困る!グループディスカッションの評価基準

これらの対策はとても有用です。

実際各評価項目の対策を全て実践すれば間違いなくGDは通過できると思います。

ただ、筆者はあまり器用でないので、一つのことを意識すると他のことをあまり意識できず、協調性を意識したら協調性ばかり、発言力を意識したら発言力ばかり意識してしまい、これら全ての項目について同時に意識することができませんでした。

そこで、最も意識した方がいいことは何かを考えました。

GD突破にはリーダーシップを発揮するのが最も確実

筆者の長期インターン先の人事をやってた方、友人のお父さんで5大商社の人事をやっている方、大手商社に内定している友人、大手広告代理店に内定している友人などの話を聞き、最終的に最も意識するべきことを絞りました。

「リーダーシップ」

です。

リーダーシップを意識しろと言われても、何をどう意識すればいいのかわからないと思います。

リーダーシップを発揮する最も確実な方法は

「ファシリテーターになる」

ことです。

ファシリテーターになることの主なメリットは2つ。

多くの評価基準を満たすことができる

ファシリテーターとしての務めを果たすだけで、多くの評価項目で評価を得ることができます。

先ほど参考にしたサイトの評価基準であれば、5つの評価基準のうち4つ、「協調性」「発言力」「議論展開力」「積極性」の評価を得ることができるのは納得できるはずです。

発言量が増える

ファシリテーターとして「〜を決めましょう」「〜さんはどう思いますか?」と発言をすることにより、発言量が増えます。

GDにおいて一定の発言量を確保できるかは死活問題です。

一定の発言量を確保しないと、面接官はしっかりとした評価をつけることができないためです。

「言っている内容は普通だがよく発言するA君」と「言ってる内容はとても核心をつくいい内容だがほとんど発言をしないB君」。このような場合基本的にはA君を取ると人事の方がおっしゃっていました。B君の場合、普段からそのような発言をできるのか、それとも偶然核心をついた発言をしたのか、発言量が少ないと判断できないからだそうです。

さて、ファシリテーターになるとあなたは、

  • 「まずは時間配分を決めましょう。・・・次はGDの流れを決めましょう。・・・」とあなたが仕切るのが自然な雰囲気
  • 「〜さんはどう思いますか?」とあなたが話を振るのが自然な雰囲気
  • 議論が行き詰まって全体が静かになったときに、メンバーのみんながあなたの方を見る

このような状態になります。確かにこのような状態になればGDを突破できるだろうというのは納得できると思います。とは言ってもこれだけ見ると、

「自分はリーダーとかそういう柄じゃない」

「そういう発言ができるなら苦労しない」

と感じるでしょう。

しかし、重要なのはあなたの資質ではなく、あなたが場を仕切るような話をしても違和感がない、むしろそれが最適とメンバーが思える雰囲気を作ることです。

一番乗りする

GDの日は、集合時間よりもかなり早く到着して一番乗りしましょう。

かなり早くと言っても1時間前に到着しても迷惑なだけなので、20〜30分前に集合場所に行くようにします。

一番乗りしておくことで得られるメリットは3つあります。

一番乗りのメリット

  • 他のメンバーが後から来るため、最初に自分が発言する権利を得られる
  • GD前に全てのメンバーと会話ができ、そこで親交を深めることができる
  • GD開始まで時間があるため、時間的余裕を持つことができる
  • 他のメンバーが後から来るため、最初に自分が発言する権利を得られる
    最初に自分が発言できると何が良いのかはこの後説明しますが、簡単に説明しておくと、相手より先に発言することにより会話の主導権を握ることができます。それによりファシリテーターになりやすくなります。

  • GD前に全てのメンバーと会話ができ、そこで親交を深めることができる
    GD開始の直前の入室などギリギリに来る場合、GD開始まで他のメンバーと話す時間がほとんどありません。一方早くからきているメンバーは常にある程度打ち解けています。そのような状態でGDが始ると、かなりディスカッションに参加しづらいです。そうすると必然と発言量は減り、GD突破率が下がります。また、GD直前にきてファシリテーターをやると、周りから「なんだこいつ、今さっき来たのにいきなり場をしきりやがった」と反発心を抱かれる可能性が高いです。早くからきて他のメンバーとある程度打ち解けておくことにより、自分がファシリテーターになっても反発されない雰囲気を作っておくことが大切です。

  • GD開始まで時間があるため、時間的余裕を持つことができる
    これはそのままの意味です。また、時間的余裕を持つことにより、精神的余裕にもつながります。

このようなメリットを享受することにより、あなたがファシリテーターになっても違和感のない雰囲気が作られていきます。

最初に発言する

GDが始まったらまずあなたが第一声を発してください。
通常よく使う言葉は

「まずはタイムスケジュールを決めましょう」

です。

この言葉を発することにより、今後あなたがファシリテーターの役割を担う確率が飛躍的に高まります。

これは暗に周りのメンバーに「私はファシリテーターをやりますよ」と伝えられるだけでなく、第一声を発した人がその場の主導権を握りやすいというアメリカの研究結果にも基づいており、実際5大商社や外資系金融・コンサルなんかに内定しているような私の友人は「最初に発言することが多かった」と言っていました。

よって、GDが始まったら間髪入れずにあなたが第一声を発することを意識してください。

ディスカッションの流れを押さえる

これまでのことを実践すれば、あなたがファシリテーターになってもおかしくない雰囲気は作れています。

見事あなたが第一声の「タイムスケジュールを決めましょう」と発言した後、各フェーズに何分割くか話し合っていきます。
ディスカッションの流れをみんなで話し合っても良いのですが、できればあなたが流れを提示しましょう。
そうすることにより、ファシリテーターとしての地位が確固としたものになります。

そのためには基本的なGDの流れを押さえておかなければなりません。

GDには様々なお題がありますが、それらを大枠でくくった時に最も多いお題は「問題解決型」と呼ばれるものです。

  • 駅にあるお花屋さんの売り上げを上げる施策を考えろ
  • 地方の大学の入学者数を2倍に増やせ
  • 英語を身につけるにはどうすれば良いか

これらは実際私が就活をしている時、GDで出されたお題です。

このような、施策や方法を考えるお題を「問題解決型」と言い、就活で最もメジャーな種類と言えるでしょう。

この「問題解決型」のお題は、基本的に全て同じ流れで進めることができます。

私が就活をしていた頃、外資系コンサルや外資系金融を志望していた多くの人が参考にしていた「〜東大生が書いた〜問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」という本があり、主にケース問題というものに焦点を当てて書かれている本なのですが、これは丸々「問題解決型」のGDでも当てはまります。
実際、私や外資系に入社する多くの友人もこの本の内容をGDにも存分に活かしていました。

そこで、この本からGD(問題解決)の流れを引用すると、

(ⅰ)前提確認
(ⅱ)現状分析
(ⅲ)ボトルネック特定
(ⅳ)打ち手立案
(ⅴ)打ち手評価

via:〜東大生が書いた〜問題を解く力を鍛えるケース問題ノート

このような流れになります。

この記事はあくまで、ファシリテーターになりGDを突破することを目的とした記事なので、GDの流れの詳細はこちらの記事を参考にし見てください。流れも押さえることができれば、GDでは向かう所敵なしになるでしょう。

しかし、流れの詳細を把握せずとも5つの順番さえ覚えておけば、今まで書いてあったことを実践するだけで十分にリーダーシップを発揮することがきます。

重要なのはとにかく発言すること

GDにおいて最も重要なのは自分の意見をしっかり発言することです。

どんなに協調性があっても、どんなに思考力が優れていても、発言しなければ周りに伝わることはありません。

そのために、今回は最も発言量を増やすことができるファシリテーターの役割を担うことを提案しました。

ファシリテーターになりGDを進行していくだけで、「協調性」「発言力」「議論展開力」「積極性」など多くの評価基準を満たすことができ、発言量も確保できるのでとてもおいしい役割と言えます。