「長期インターンって行った方がいいの?」
大学に入学してからサークルに入り、バイトもしている。
毎日サークルとバイト、授業で充実はしてるけど、就活や自己成長の為にインターンって行った方がいいのか。
と、先日後輩に相談された時、僕が後輩に熱弁した内容を記事にします。
結論から言うと、インターンには行った方がいいです。
特に3ヶ月〜以上の長期インターンに行くといくつものメリットが得られます。
もちろん、長期インターンのデメリットというか、良くないところもあるのは事実ですが、それを差し置いても有り余るほどのメリットがあります。
僕は大学1年生の冬から大学4年生の終わりまで、3年3ヵ月に渡ってプログラミング教育の長期インターンに携わってきました。
それ以外に3ヶ月ほどのメディアインターンにも。
学業や家庭教師のバイトに差し支えない程度でインターンをしていましたが、それくらいのコミット率でも得られるものは大きかったです。
今回は、僕が長期インターンで得られたメリットの中から、特に大きな糧になっているメリットを5つ紹介します。
視野が広がる
視野が広がるというメリットが、メリットの中でも圧倒的に大きいです。
長期インターンに行くと、様々な大学の学生と仕事上の協力をすることになります。
そして大体仕事上で協力していると仲良くなり色々な話をするんですが、長期インターンに参加している学生の多くは意識が高かったり一癖も二癖もある様な人が多いので、意識の高い会話や面白い話が多く、とても刺激になると同時に、視野が広がります。
- カンボジアなど、貧困に苦しんでいる人のために学校を建てよう
- 海外でバッグを盗まれたが、地元の人に助けてもらいながら日本大使館までたどり着き、パスポートをなんとか再発行して帰ってこれた
- (3年前)ブロックチェーンという技術があって、この技術はこうこうこうで、間違いなく今後普及する…
- (2年前)海外ではスマートスピーカーが普及してきていて、今後日本にも来るだろうから、そのアプリを開発しよう
- こういうビジコン(ビジネスコンテスト)やハッカソン(プログラミング技術を競う大会の様なもの)があるんだけど参加しない?
この様な意識高めだったり、面白い話が日常的に繰り広げられています。
ついていけなさそうと思いましたか?
安心してください。
僕は明治大学理工学部出身ですが、周りにこの様な人は皆無ですし、実際僕自身も長期インターンを始めた頃は、
「なんだこいつら、宇宙人か」
って思ってました笑
でも、やっぱり環境というのは人を変える力を持っていて、いつの間にか僕も宇宙人になってました。
いわゆる意識高い系ってやつです。
まあただ、この意識高い系ってのも悪い意味ではなくて、ちゃんと世の中のニュースについて考えて自分なりの意見を持ったり、プログラミングでアプリを作ってみたりと、意識高いだけじゃなくてちゃんと行動もしている方の意識高い系って意味です。
この様に、大学でただ過ごしているだけじゃ得られない情報や話を得ることができ、視野が広がるのと同時に行動範囲も広がります。
スキルが身につく
スキル取得や向上ができるのも、長期インターンの大きなメリットの一つ。
僕はプログラミング教育のインターンで
- プログラミング
- 教育
のスキルが、メディアのインターンで
- ブログの立ち上げ方(そのおかげでこのブログを始められた)
- ライティング
- SEO
のスキルを得ることができました。
僕はこれらのスキルを得ようと思って長期インターンを始めたわけではないですが、思わぬところで役立ったりしてます。
特にプログラミングとブログ、ライティング、SEOについては正にこのブログ運営で活かされています。
身に付けたいスキルがある人は、インターンに参加している期間が長ければ長いほど、より深いスキルを得ることができるので、早めに始めた方がいいでしょう。
人脈が広がる
人脈っていうとなんかイヤらしく聞こえますが、そういうのではありません。
「視野が広がる」でも書いた様に、長期インターンに行くと、様々な大学の学生と仕事上の協力をすることになります。
その中で多くの人と仲良くなるので、自然と人脈が広がります。
そしてこれも先ほど話した様に、意識高めだったりフットワーク軽い人が多いので、色々なイベントや旅行にも誘ってもらえます。
そういう短期的なメリットだけでなく、長期的に見てもここで仲良くなった友達は大切なものになるはずです。
お金がもらえる
お金がもらえるのはメリットというか、長期インターンを選ぶ際の絶対条件でもあります。
長期インターンに行くことになったら、多くの時間をそこに割くことになるので、必然と他のサークルやバイトにかけられる時間が減ります。
大学生の本文は勉強と言えど、なかなか遊びやら交際費やらでお金がかかるのも事実。
バイトの時間が削られると結構辛いです。
そこで長期インターン先でしっかり給料が出るかが死活問題になります。
それに、しっかり給料を払っているということは、それだけ責任も伴う代わりに責任のある仕事も任せてもらえるということです。
そのため、時給がしっかり出るというのはそれなりに責任のある仕事を任されるというメリットにつながるので、やるならちゃんと給料の出る長期インターンを選びましょう。(東京なら時給1,000円は最低限の目安になる気がする)
就活に使える
まあこれも本音でしょう笑
実際、就活でインターンってプラスになるの?と就活生なら思うはず。
もちろん、人事の評価シートを見たわけじゃないので、インターンをやっていたことがそのままプラスに繋がるかというと分かりませんが、面接の際の話のネタにはなります。
特に、学生時代頑張った事で使えるでしょう。
多くの人がサークルやバイトと言う中(入社難度の高い企業は、頑張った事留学、起業とかザラですが笑)、長期インターンは少しは印象に残るはず。
特に、インターンを早くからやっているほど、情熱があるんだなと思われます。
例えば、就職先でSEなどプログラミングを使う企業の面接を受ける際、1、2年生の頃からプログラミングのインターンをやっていてこの能力を活かしたいし、継続もできると言えば、志望動機に一貫性があると評価されるでしょう。
特に、僕みたいに留学や起業などの経験がない一般人は、こう言う長期インターンくらいしか”経験”に関しては周りと差別化できないので、長期インターンをやっておくと、就活を振り返った時にやっておいてよかったと感じるはず(僕はめっちゃ感じました笑)。
長期インターンはいい事ずくめなのか?
以上インターンに行くメリット5つを、僕の長期インターン3年3ヶ月+3ヵ月の経験をもとに書きました。
一方、長期インターンに行くことのデメリットはないのかということですが、少なからずあります。
一番分かりやすいのは自由に使える時間が減るということですね。
もちろんこれらのデメリットはありますが、それを差し引いても有り余るほどのメリットを、長期インターンに行くことで得られます。
迷っているならとりあえず何個か応募して行ってみることをオススメします。