こんにちは、戦略コンサルタントのYuです。
本日は、
- これからコンサルになる人
- コンサルのような資料を作りたいけど何から勉強すれば良いかわからない
- コンサル資料作成の勉強に最適なはじめの1冊が知りたい
と言った方に向け、
- 入門 考える技術・書く技術【スライド編】
をご紹介します。
この本は、
- 基礎基本に絞って説明されているため、コンサル資料作成をサクッと最初に学ぶ1冊目に最適
- コンサル資料作成に特化しているため、全ての内容が実践に生きる
- コンサル本の中でも神書である「考える技術・書く技術」がベースとなっているため、内容の良質さも折り紙付き
と言った点でとにかくコンサル資料作成の勉強に最適な本であり、私もコンサルティングファームに入社する前にこの本でコンサル資料作成について勉強しました。
一つずつ上記について説明しますので、参考にしてみてください。
タップできる目次
基礎基本に絞って説明されているため、コンサル資料作成をサクッと最初に学ぶ1冊目に最適
先ず最初のポイントは、内容の量。
基礎基本の内容に絞って豊富なスライドイメージと共に説明されているため、サクッと1時間半~2時間くらいで読めちゃいます。
どんなに勉強しても資料作成は結局作成してみてナンボの世界なので、短時間でサクッと基礎基本を習得できると言うのは、資料作成の本選びでは重要です。
巷には資料作成に関する分厚い本もありますが、正直じっくり読んでも読み終わった頃には前半の内容が抜けてたりするので、これ一冊で十分!みたいな分厚い本は、こと資料作成においてはおすすめできないです。
そう言った意味でも、短時間でコンサル資料作成の基礎基本が学べる本書はおすすめできます。
コンサル資料作成に特化しているため、全ての内容が実践に活きる
次のポイントは、内容の適合性(その本が学びたいことど真ん中のことを学べる本か)。
本書はコンサル資料の作成方法を学ぶ本であり、コンサル資料作成に特化して書かれているため、内容は全て実践に活かすことができます。
「コンサル資料作成の本なんだからそんなの当たり前じゃん」と思われたかもしれませんが、こと”コンサル資料作成”となると、意外と“資料作成”の本を探しちゃう人がいるため、本書はコンサル資料作成の本であることを強調しました。
やはり“コンサル資料作成”を学ぶのであれば”資料作成”ではなく”コンサル資料作成”について書かれた本で学ぶべきです。その方が無駄なく学べるので。
もちろん、”資料作成”の本でもちゃんと読めばコンサル資料作成にも役立つはずですが、とはいえ一般的なプレゼン資料や報告資料とコンサル資料はまた少し異なってくるので、ちゃんとコンサル資料作成の本で学んだ方が良いです。
本書でも、コンサル資料は”スライド・レポート”と呼ばれ、一般的なプレゼン資料や報告資料とは明確に区別されているくらですので、やはり”コンサル資料作成”は”資料作成”ではなく”コンサル資料作成”の本で学ぶのが良いでしょう。
コンサル本の中でも神書である「考える技術・書く技術」がベースとなっているため、内容の良質さも折り紙付き
最後のポイントは内容の質。
本書は、コンサルになると必ず読む事を勧められ、一部のコンサルからは神書と呼ばれるバーバラ・ミント著の「考える技術・書く技術」の訳者が、「考える技術・書く技術」の考えをベースに本書を書いたため、その時点で内容の質は担保されたも同然です(雑)。
上記は半分冗談ですが(半分は本気)、誰が書いているのかは本当に重要です。それにより内容の質が大きく変わるので。
近頃は「コンサルが教える〜」みたいなコンサル資料作成の本が巷に溢れていますが、コンサルと言ってもピンキリなので、内容の質にはバラツキがあります。
なので、「コンサルが教える〜」みたいな本を選ぶときは、著者も確認してみてください。
マッキンゼー等トップのコンサルティングファーム出身だったり、本書の著者のような実績のある方であれば、ある程度は内容の質が担保されていると言えますね(最近は有名どころのファーム出身者が書く本でも質がバラバラ、と言われたりもしますが、押し並べてみるとやっぱり圧倒的に良いもの書いていると思います)
まとめ:コンサル資料作成の基礎基本をサクッと学べる本書は、コンサルになる前の勉強におすすめ
コンサルティングファームに入ると、各ファーム独自の資料作成ガイドが配布されたり資料作成研修があります。
各ファームでガイドや研修の内容は多少異なると思いますが、基礎基本となる幹の部分はどのファームも同じなはずで、本書にはそんなどのファームでも共通であるだろう幹の部分のみが書かれています。
なので、これからコンサルになる人はどのファームに入るとしても本書の内容が活かせるはずです。
なんて真面目に話をしましたが、非常に平易に書かれており分量も多くなく、サクッと2時間前後で読めちゃうと思うので、気楽に読んでみてください。