女性の若さって、とても価値がありますよね。
男性が若くても別にチヤホヤされることは無いし、むしろ若いとまだまだ未熟と見られる。
一方女性の場合は、若いというだけでチヤホヤされる人も多いですし、未熟と見られることもそんななく、若さはそのまま価値となっています。
でもその若さという価値は、薄々感じてるかもしれませんが、歳をとると暴落しますよ。
なので、若さで勝負できるのは今だけです。
いや、嘘つきました。
恋愛という観点から見ると若さで勝負できますが、結婚という観点から言うと、若さで勝負するのは難しいです。
特にお金持ちとの結婚を狙っている場合、若さは武器にならないかもしれません。
先日こんな記事を読みました。
簡単にまとめると以下のようになります。
かなり美人な女性が掲示板で以下のような質問をしました。
「私は、ルックス、いい趣味、センスがあるし、よい家庭に自分がふさわしいと思うから、年収5,000万年以上の男性を探しているんです。」そこにJPモルガンのCEOがこう回答しました(実際はNYCのバンカーらしいですが)。
「私は年収5,000万年以上なので回答します。正直、あなたがお金持ちと結婚するのは難しいでしょう。あなたは自分の”美”を提供します。一方私は”お金”を提供するわけです。つまり、あなたと私が結婚するということは、あなたの”美”と私の”お金”を交換することに他なりません。ただこの場合、あなたの”美”はこの先衰える一方です。それは誰もが老けていくものなので避けられません。一方、私の”お金”は普通に行けば今後も増えていきます。つまり、あなたの価値は下がる一方なのに、私の価値は上がっていく。結婚は長期的なものなのでこれでは対等なトレードではないですね。だから、あなたを”レンタル”することはあっても、”結婚”することはありませんね。」
つまり、”美”は年をとるにつれて失われていく一方なのに、”お金”はこれからも稼ぐ見込みはあるわけで、これだと全くフェアな結婚じゃないということですね。
すごくウェットに富んだ回答で、読んだときは「確かに!」と感動しました。
今回はこれを詳しく説明したいと思います。
美は流動資産である
結婚という長期の時間軸で考えた場合、”美”って流動資産なんです。
どういうことかというと、”美”とは短期間で失われていくもの、長期保存されないものということです。
やはり”美”は”若さ”に連動しているので、年をとれば美も失います。
これは避けられません。
特に”美”はある時期を境に急激に衰えていきます。
まあこれは個人差がありますが、大体30〜40歳の間に変曲点があるでしょうか。
一般的には、どんなに美しい40代でも、それなりに美人な20代に”美”では敵いません。
そして言い方は悪いですが、お金もちは20代をレンタルするだけのお金を持っているので、もう”美”は十分なのです。
最近ではネットでも出会えますし、パパ活なんかもありますから、昔と比較しても更にお金もちは若者をレンタルしやすくなっている。
なので、結婚を目的にした場合、美で勝負するのは得策ではないのです。
固定資産で勝負すべし
じゃあどうしたらお金持ちと結婚できるのか。
先ほどの女性の質問の一部に「お金持ちの人は意外となんの特徴もない、普通の外見の人と結婚しています。これはなぜ?」と疑問を呈している部分があります。
その答えは「固定資産」です。
どういうことかというと、それらの普通の外見の女性は「知恵」「教養」「料理などの家事スキル」を持ち合わせていて、それらはずっと自分の中で衰えないということです。
更に、そのスキルを日々磨いている。
こういう人がお金持ちと結婚しています。
「知恵」「教養」「料理などの家事スキル」は衰えない上に、日々これらのスキルを磨いているので価値が上昇していくのです。
これなら美と違い衰えない、むしろ上昇するので、価値のある女性になることができます。
バランスシートで考える
今までの話をバランスシートにまとめると、この様になります。
右側を頑張れば頑張るほど、左側が潤います。
つまり、筋トレやストレッチ、肌の手入れを頑張るほど外見は磨かれます。
社交や読書、習い事などを頑張るほど、家事や知識、教養は磨かれます。
ただ、筋トレやストレッチ、肌の手入れは常にし続けないと、外見を維持できないという意味で負債にしました。
一方、社交で身につけた対人能力や読書で身につけた知識、習い事で身につけた料理などのスキルは、一度身につけてしまえば中々なくなるものではないという意味で純資産にしました。
一般的には、若い女性は流動資産(美)が大きく、固定資産(家事などのスキル、知識、教養)が小さくなっています。
その反対に、それなりに歳をとった女性は固定資産が大きく流動資産が大きくなります。
ただ、流動資産は若ければ多かれ少なかれ誰でも持っているものですが、固定資産は自分で社交したり読書しないと磨かれません。
なので、歳とってからの女性の価値は、日々自己研鑽していたかどうかで結構開きがあります。
もちろん、外見をよくする努力も大事なのですが、外見はいつか衰えるもの。
知識・知恵や教養、家事のスキルなどを磨くのが、結婚には大事ということがわかるのではないでしょうか。
お金持ちと結婚したかったら、若いうちから知識や教養、家事のスキルを身につけるのが良い
もちろん今回話した内容は男性にも言えることで、僕も固定資産の価値を向上させるために、知識・知恵や教養、家事のスキルをこれからも身につけていこうと思います。
ただ、男性は一般常識的にほとんどの人が定年まで働き続けるつもりで、日々自己研鑽する人も多く、歳をとるにつれて給料も向上することが多いので、自分の資産価値は向上します。
一方、日本ではいまだに女性のキャリア志向は強くないので、結婚して仕事を辞める人も多いですし、仕事を続けたとしてもパートにする人も多い。
それだと、若いうちは若さ(美)で勝負できるのでいいですが、歳をとってくるとなんの取り柄もないという状態になりかねません。
実際、若いうちには若さで勝負できてしまうことで自己研鑽を怠っている人も、僕の周りにはいます。
ただこれだとお金持ちと結婚するのは難しいということですね。
あなたがもしお金持ちと結婚したいのなら、まずは自分の価値を上げるといいでしょう。
NYCのバンカーもそう言っていましたよ。