【感想】グランドシネマサンシャインの「グランドクラス」「IMAX」での鑑賞は、最高の映画体験になること間違いなしです

グランドシネマサンシャイン」ご存知ですか?

2019年に池袋に出来た映画館ですが、ここでの映画鑑賞体験が素晴らしかったのでシェアします

今回は「IMAXテクノロジー」と言う最先端の映画技術が使われているシアターで、かつ「グランドクラス」というスペシャルな座席で鑑賞してきましたが、正直これまでの映画体験とは一線を画すものでした。

そんな素晴らしい映画体験がどんなだったか感想をお伝えしたいのですが、

「そもそもグランドサンシャインシネマってどんなところ?」

「IMAXってどんな技術?」

「グランドクラスってどんな座席?」

と言ったところを知っておくと、映画体験がより良い物になると思うので、そう言った基本情報も合わせてお伝えしますね。

この記事を読み終わったら、あなたもグランドシネマサンシャインのIMAXシアターのグランドクラスで映画を観たくなるはずです。

グランドシネマサンシャインとは?感想は?

グランドシネマサンシャインとは、2019年7月19日に池袋に開館した映画館です。

全部で12スクリーンあり、最大収容人数は2,443人。都内でも最大級の映画館となります。

映画館のコンセプトが、

「たいせつな友人を招くように、心を込めたおもてなしで映画ファンをお迎えしたい」

なのですが、実際に行った感想としても、

「映画を観るだけでなく、映画館に入ってから観終わって出るまで、その一連の体験に拘った映画館」

であると感じました。

例えば、各シアターに向かうエスカレーターや廊下には、これまで上映された映画が額縁に入って飾られており、映画を観る前や観終わった後もずっと映画の世界に浸れました。

引用:グランドシネマサンシャイン

もちろん、その体験の中心である映画鑑賞においては、日本最大級のスクリーンや最新テクノロジーを投入した上映設備を用意するなど、抜かり無いものとなっています。

その最新テクノロジーの一つが、これまでの映画より最寄り高解像度・シャープに映像を映し出すIMAXテクノロジー

この技術により、今回はこれまでの映画とは一線を画すような体験が得られたわけですが、この技術がどう言ったものか、そしてどうだったか感想を述べます。

IMAXとは?感想は?

IMAX、最近耳にすることも増えましたが、どんなものかご存知でしょうか?

私は何となく「映像を綺麗にする技術」くらいに思っていましたが、正確な意味はIMAX社の開発した動画フィルムの規格及び映写システムのようです。

IMAXとは、いまから50年前にカナダの「マルチスクリーン社(のちにIMAX社に変更)」が開発した動画フィルムの規格及び映写システムのことです。

引用:今さら聞けない⁉︎ IMAXってなんだろう【知っておきたい映画館のこと】

※「IMAX社の開発した動画フィルムの規格及び映写システム」と毎回書くのは長いので、この記事ではIMAXテクノロジーと呼びますね

つまり、IMAXというのは社名なんですね。

そしてこのIMAX社の開発したIMAXテクノロジーは本来、以下の特徴を持つそう。

  • 解像度が高い(映像が8Kと綺麗)
  • アスペクト比が1.43:1(従来の長方形の映画と比較して正方形に近い)

解像度は、誤解を恐れずに超ざっくり言えば映像の綺麗さです。IMAXは解像度が通常の映画よりも高いため、より綺麗に・鮮明に見えます。

ここまでは私が思っていた「映像を綺麗にする技術」から大きく外れていないですね。

ただ、アスペクト比が従来の映画とは異なるのは、知りませんでした…(完全に時代に乗り遅れてる…)

アスペクト比は簡単にいうと縦横比。通常のスクリーンは横長の2.35:1なので、IMAXの1.43:1はそれと比較すると正方形のような映像となります。

これについては、検索したらめちゃくちゃ分かりやすい画像を作成されている方がいたので、拝借します。

引用:足元の足元を広げる「なぜ『ダンケルク』を観るために海外のIMAXシアターへ行くのか。

画像の黒枠の部分が通常のスクリーンで投影されるエリアなので上下が切れてしまう一方、IMAXテクノロジーでは上記画像全体がスクリーンに投影されます。

IMAXテクノロジーではこのように、投影されるエリアが広いので、大迫力の映像を楽しめます。

もちろん、投影されるエリアが広くてもそもそものスクリーンが小さければ迫力に欠けますが、グランドシネマサンシャインのスクリーン12(IMAXシアター)はグランドシネマサンシャインの中でも最大のスクリーンサイズ

また、国内で見ても2番目の大きさを誇る超巨大スクリーン、その迫力に圧倒されること間違いなしです。

※1番目は大阪にある109シネマズ 大阪エキスポシティにあるスクリーン。グランドシネマサンシャイのシアター12のスクリーンと0.38㎡の差と僅差ですが(笑)

とまあIMAXの説明をしましたが、何と、残念ながら国内ではこのIMAXフィルム規格をそのまま投影できる映画館はないそう。

では、国内にあるIMAX〇〇とつくのは何なのか?という疑問が湧きます。

その答えは、ざっくり言えば映像・音響・空間にこだわった上映設備

「本来のIMAXテクノロジーには及ばないけど、従来の映画よりも映像や音、空間に拘ってより映画を楽しめるようにしたよ」ということですね。

そしてこのIMAX〇〇、実は国内には3種類あります。

その3種類はざっくりとこんな感じ。

  • IMAXデジタルシアター:IMAXの中では一番しょぼいやつ
  • IMAXレーザー:中くらいのやつ
  • IMAXレーザー/GTテクノロジー:一番凄いやつ

少しふざけましたが(笑)、下のやつほど映像が綺麗で、音の迫力が増します。

そして今回鑑賞したグランドシネマサンシャインのスクリーン12に導入されているのは、一番下のIMAXレーザー/GTテクノロジーです。

つまり、一番凄いやつですね(笑)

このIMAXレーザー/GTテクノロジー、国内ではグランドシネマサンシャインと109シネマズ大阪エキスポシティにしか導入されていないので、超レアですね。

実際、今回IMAXレーザー/GTテクノロジーが導入されているシアター12で見て来ましたが、映像が流れた瞬間

「やべぇ…。眼前が殆ど映像で埋め尽くされてて、めっちゃ映画に集中できるやん」

って感じでした。

また、サウンドシステムも素晴らしい。

身体全体に四方八方から音が浴びせられ、正直震えます(物理的な意味でも感動的な意味でも)。

後ほどご紹介するグランドクラスの座席は広くて横にスマホなど置けるスペースがあるのですが、ここに置いてあるスマホがガタガタと震えるほどです(なので結局置けないのですが(笑))。

映画館で観る大五味の大部分は「スクリーンの大きさ」と考える人も多いと思いますが、私個人的には何よりも「大迫力な音」が大五味と考えており、その点でIMAXは最高でしたね。

正直、こればっかりは実際に字や画像じゃ伝わらないので、是非劇場に足を運んで身体全体で素晴らしさを感じてみてください。

心も体も震える感動体験が味わえるはずです(映画の内容によりますが(笑))。

さて、次はグランドクラスの座席について基本情報と感想をお伝えします。

IMAXで映画を見ると「今までの映画体験と全く違う!感動!」と感じると思いますが、グランドクラスの座席で見れば、その体験はより素晴らしいものになること間違いなしです。

グランドクラスとは?感想は?

今回私が鑑賞した際に座った座席が「グランドクラス」と呼ばれる、グランドシネマサンシャインの中で最上級の座席となります。

引用:グランドシネマサンシャイン

何が最上級かと言うと、座席が広く、座り心地が良いのはもちろん、電動リクライニングサイドテーブルがついており、至れり尽くせりとなっています。

実際の写真。めちゃくちゃ座り心地良いです

※グランドクラスの座席はシアター5と12のみに設置されていますが、先ほどご紹介したIMAXテクノロジーはシアター12のみに導入されているため、最高の映画体験をしたいならシアター12をおすすめします

また、座席はスクリーン最後列に位置し、周りの空間から断絶されています。

引用:グランドシネマサンシャイン
入り口からグランドクラスの座席を見た感じ。隔離されてて最早席が見えません(笑)

このグランドクラスの座席列のみ文字通り周りから浮いているのと、隣との間隔もあるので、映画鑑賞中に他の人の頭が視界に入ってきません

座席からの眺め。前・横含め、誰一人として視界に入りません

私は割と映画鑑賞中に周りの人の頭の動きとか気になってしまうので、他の人が全く視界に入らないのは最高でした。かなり映画に集中できます。

また、座席が広いので、上映中疲れた時にあぐらを組んだりもできますし、足を伸ばしたりして体勢を変えられる、身体が楽でした。

身体が楽ということはつまり身体の疲れに意識が行かないので、これまた集中できた要因の一つかなと思います。

正直最初はそこまでグランドクラスの座席に期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切られましたね。

IMAXテクノロジー×グランドクラスの座席の組み合わせは、グランドシネマサンシャインのスクリーン12にしかないので、そもそもこのシアターで上映される映画でないとこの素晴らしさが体験できないのは残念です。

ただ、もし今後興味のある映画がスクリーン12で上映される場合は、間違いなくこの組み合わせでリピート確定ですね。

とまあ、ここまでグランドシネマサンシャインでの映画体験を構成するIMAXテクノロジー、グランドクラスの座席の基本情報と感想をお伝えしました。

最後に、グランドクラスについてくるミールクーポンについてだけ軽くお伝えして終わりにしようかと思いますので、もう少しお付き合いください。

ミールクーポンとは?

グランドクラスの座席でチケットを予約すると、そのチケットにはミールクーポンというお食事券が1,200円分ついてきます。

このミールクーポンは、グランドシネマサンシャイン内にある3つの場所で1,200円分の券として使えます。

このミールクーポン、個人的には、鑑賞前にクラッパーズダイナーで映画の内容の予想をしたりしながらカフェするか、鑑賞後にBAR PANORAMAで余韻に浸りながら食事するのがおすすめですね。

まあ私が行った時は鑑賞後に予定があってやむなくどちらも寄らず退散したので、次回行った際にはどちらか立ち寄って、感想を追記します!

※現在はコロナの影響で土日祝日は、映画館内への飲食の持ち込みが制限されています。その影響で、土日祝日であればミールクーポンをコンセッション(ポップコーンやドリンクを買う場所)で提示することで、1,200円の返金を受けることができます

コンセッション(4階)

館内に持ち込む用のポップコーンやドリンクが売っている場所です。

引用:グランドシネマサンシャイン

トリュフかけポップコーン」が名物なんだとか。

個人的にはポップコーンにトリュフは合うの?と懐疑的ですが、話のネタにはなりそうなので、興味あればぜひ食べて感想を教えてください(笑)

クラッパーズダイナー(5階)

チケット売り場(4F)の一つ上の階(5F)にあるカフェです。

引用:グランドシネマサンシャイン

ワッフルが名物っぽいです。

公式サイトに「懐かしいアメリカ青春映画に登場するダイナーの雰囲気を再現しました」と書いてある通り、非常にエモい雰囲気のカフェだったので、鑑賞前にこれから観る映画がどんなか妄想しながら黄昏るのがおすすめですね。

BAR PANORAMA(12階)

今回私が鑑賞したシアター12(IMAX)のすぐ入り口付近にあるバーです。

引用:グランドシネマサンシャイン

写真撮り忘れてしまったのですが、天井にプロジェクションマッピング?が投影されており、非常にお洒落な雰囲気でした。

まあ、完全にデート向けですね。彼女と行く時はここで食事してみようかと思います。

まとめ:「IMAX×グランドクラス」の組み合わせは最高の映画体験でした

私はそれほど頻繁に映画館に行く方ではなく、行っても年に数回程度。興味を強くそそられた映画だけ映画館に足を運んで鑑賞します。

そのため、映画を観に行く際は本気。しっかり映画に集中したいのです。

そんな私にとって、今回のグランドシネマサンシャインの巨大スクリーン×IMAX×グランドクラスという映画に入り込める環境は最高でした。

通常の映画は大人1,800円ですが、IMAXだと通常映画料金+700円、グランドクラスだと+3,000円なので、今回私が鑑賞した環境は合計5,500円となります。

仮にミールクーポンの1,200円を引いたとしても4,300円です。

決して安くない料金ですが、間違いなくこれまでの映画体験と一線を画す最高の体験ができるので、ぜひ一度は足を運んでみてください。

素晴らしい体験はあなたをより豊にしてくれるはずです。

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