デジタルデトックスって聞いたことありますか?
名前からなんとなくわかると思うんですが、要は「ネット断ち」のことです。
暇な時間はとりあえずスマホでネットと言うのが当たり前になった現代では、ネットのない生活なんて考えられないでしょう。
実際僕も今ではネットのない生活など考えられません。
ただ、ここまで普及して常日頃使っているネット故に、大きく影響を受けているのも事実。
ついついネットを見ていて時間を浪費したり、ネットの情報に一喜一憂している人も多いのでは?(僕もその一人です笑
特に僕はiPhone3Gが日本に来て、ソフトバンクが発売し始めた頃から10年間iPhone(スマホ)を使っている、コテコテのスマホユーザーで、スマホに奪われた時間は人一倍だと自負しています笑
この10年間、肌身離さずスマホを持ち歩き、僕自身がネットに常につながっていたと言っても過言ではありません。
そんな僕が、巷でちょっと話題?のデジタルデトックスをゆるーく1週間やって見ました。
実践して見て思ったのが
デジタルデトックス最高
という事。
何が最高って、悩みが減るという事です。
悩みが減る?時間を有効利用できるようになるのがデジタルデトックスのメリットなんじゃないの?と思うかもしれません。
確かに、ネットサーフィンやSNSに使っていた時間を有効利用できるメリットも実感しました。
ただ、僕はそれよりも負の情報が入ってこない事によって悩みが減る、というメリットの方が大きく感じました。
はてどういうことか?
今回はそんなデジタルデトックスで感じた効果を詳しく紹介します。
デジタルデトックスとは
まず最初に、デジタルデトックスとはなんぞやという事。
デジタルデトックスとは簡単に言えば、デジタル機器(主にスマホ、他にはPCやテレビなども含む場合有り)から一定期間離れる活動のこと。
で、デジタルデトックスの目的といえばもちろん、スマホで無駄な時間を過ごさないようにすることが一番かと。
中にはデジタル機器からくる目の疲れを減らすなどもあるでしょうが、多くの人にとっては無駄な時間の削減ではないでしょうか。
先にお伝えしましたが、僕は今回ゆるくデジタルデトックスを行なったのですが、一番実感した効果はスマホでの無駄な時間を過ごさないようにする事では有りませんでした。
もっと素晴らしい効果を得られたので、後ほど紹介します。
デジタルデトックスのやり方
僕が行なったデジタルデトックスのやり方は簡単。
必要な時以外はネットに繋がない事、以上!
これだけだと説明不足なので、言葉を付け加えると、どうしても調べればならないことや、自分の定期的な情報発信のためのブログやTwitter以外はネットを使用しない、という事になります。
結構緩めの条件設定です。
ネットで「デジタルデトックス 方法」って検索すると、機内モードで3日間とか結構厳しめのものがありましたが、それでは本来のネットの良さまで殺してしまうと思ったので、必要最小限に抑えるという意味で、条件は緩めに設定しました。
もう少し詳しく条件について説明すると
- 外出時の移動のための経路検索
- 出先の美味しいお店検索
- 仕事先のホテル検索
- 雑談ではなく、アポイントなど必要な情報のやり取りのためのLINE
- 記事執筆のためのブログ
- 情報発信のためのTwitter
これらは通常通りネットに繋いで行いました。
これらはあくまで日常を便利にする、自分の仕事のために必要なネット接続であって、これらを禁止してしまったら、単純に生活が不便になるだけで本末転倒だと思ったので、これらは禁止にしませんでした。
今回のデジタルデトックスは、あくまでスマホによる無駄な時間を減らす事にあるのであって、スマホで便利になる事まで禁止する必要はないかと。
で、実践して見て、スマホによる無駄な時間を減らすよりも僕的に効果を感じられた事から紹介します。
雑音が入ってこなくなる
僕がデジタルデトックスで一番効果を感じられたのがこの「雑音が入ってこなくなる」という効果。
どういうことかというと、ネットから入ってくる負の情報を受け取らなくてすむということです。
僕は結構心配性なのでネットの不安を煽るような記事に過敏に反応する傾向があるんですね。
- 喉が痛い?ー実はそれ、重大な病気の兆候かもしれません
- まだやってないの?ー時代に乗り遅れる前に〇〇をやるべき3つの理由
- 実は影で悪口を言われているかも?ー確認する3つのステップ
みたいな不安を煽る記事、なんともない平常心の昼間に見れば、「またこんな記事か」と思ってスルーするだけなんですが、夜ちょっと疲れている時とかに見ると「やばいかも…」なんて思ったりしちゃうことがあるんですよ。
で、調べると大抵さらに悪い方向に結びつく情報ってすぐに見つかるんで、沼にハマるんです。
例えば僕の場合、結構死ぬのが怖いので病気系の記事を見て、さらに調べていくと「初期症状で発熱が見られることがあります」って書いてあったりする。
発熱なんて風邪でもなんでも起こりうるし、実際はほとんど風邪かなんか軽いやつなんですが、もう病気について調べている時点で普通の精神状態ではないので、「初期症状で発熱」なんて普段なら気にもならないようなことも気になるんですね。
で、ブログをやっているとわかるんですが、ちょっと煽り気味のタイトルがみんなに一番見てもらえたりするんです。
そりゃあみんな不安になったら確認せざるを得ないですからね。
そうして煽り気味のタイトルだったり記事が増えるから、ネットには不安を煽るような記事や情報が散乱しています。
でも先ほども言ったように、ほとんどは杞憂なんです。
でも、夜ちょっと疲れた時にネットに繋いで「実は癌かも!?」なんて記事を見てしまった暁には、不安になってしまう。
こうした事がたまにあったりするんですが、デジタルデトックスで不必要なことは調べない、必要なことでのみネットに繋ぐようにすると、このような情報がシャットアウトされます。
なので、無駄な事に悩む時間が大幅に減りました。
もちろん、そう言った不安を煽るような記事から有益な情報を得られる場合もあるかもしれませんが、僕はそれ以上に悩む時間が多くもったいないと感じているので、デジタルデトックスの効果を強く感じました。
まあそんなこと言っても、健康は大事なものですから、ネットの情報で不安になるのではなく、定期的に健康診断を受けることをおすすめしますし、僕もそうします笑
自由時間が増える
ネットで一番言われている効果がこれですね、「自由時間が増える」
今までだらだらとネットサーフィンやSNSをしていた時間が浮くから、その分自分の好きな事に時間を使えると。
これはもちろん実感しましたよ。
先ほども言ったように、無駄にネットサーフィンもしなくなったので、この記事面白い→あ、これも面白いと調べ続ける、または、ああ不安だ→調べて余計に不安になると言ったような負の連鎖も少なくなりましたし。
おかげで読書や近場ドライブと言った手軽な趣味の時間に割ける時間も増えました。
ただ、意外とこの効果を実感しない人もいるのではないかと。
というのも、ネットサーフィンやSNSを断つと自由時間が増えますが、いざその時間で何をしようと考えると、思いつかない人もいるのではと思うのです。
僕の妹なんかは趣味といった趣味がないので、受験が終わり自由時間が増えたら増えたで、何もやる事がなくなり無気力なので笑
デジタルデトックスを始める目的が「自由時間を増やす」なら、そのできた自由時間を何に使うのかまで考えておいたほうがいいでしょう。
もちろん、決まってるのなら「今すぐやってみるべし!」です。
目が心なしか疲れない
最後はやや無理やり付け加えた感ありますが笑
目の疲れは心なしか感じなくなった気がします。
ただ僕の場合、もともとそこまで目の疲れを感じていなかったのと、空いた時間で読書をして目を使っているのでなんとも言えません…。
まあでも実際スマホの画面の見過ぎは間違いなく目に悪くて、これは疑いようのない事実なので、長期的に見たら効果はあるでしょう。
ただ、今回の1週間のデジタルデトックスでは、プラシーボ効果レベルでしか実感できませんでした。
ネットに支配されるのではなく支配する
今回僕が行なったデジタルデトックスは、他の記事のデジタルデトックスと比較して、緩いデトックス条件だったと思います。
- 外出時の移動のための経路検索
- 出先の美味しいお店検索
- 仕事先のホテル検索
- 雑談ではなく、アポイントなど必要な情報のやり取りのためのLINE
- 記事執筆のためのブログ
- 情報発信のためのTwitter
これらは普通に行なっていたので。
あくまでネットを完全断ちしようとする必要はないと思います。
ネットで便利になるならそこは取り入れて、無駄に時間を使ってしまうようなことを辞めればいいのです。
それでこそ、デジタルデトックスの効果が最大限発揮されるでしょう。
そこをむやみやたらに全部禁止してしまえば、移動先の経路検索に一々路線図と格闘したりとストレスが溜まるだけです。
デジタルデトックスのいいところは取り入れる。
ネットのいいところも取り入れる。
そうすることで間違いなくあなたのQOLは向上するでしょう。
ネット断ちという意味ではなく、ネットを使いこなすという意味で適度にデジタルデトックスを実践してみると、有意義な時間が得られるかもしれません。
コメント
ありがとうございました^^