「Kindleはwifiのみのモデルで良いかな…?それとも4Gも必要かな?」
Kindle PaperwhiteとOasisには「wifiのみ」の端末と「wifi+4G」の端末の2種類あり、正直どっちを選ぶか迷いますよね。
もちろん、「wifi+4G」の方が良いには良いですが、値段は「wifiのみ」より5,000円も高くなるので、特に不便がないなら「wifiのみ」を選びたいところ。
そこで、「そもそもwifiや4Gはどんな時に使うのか?」「wifiだけだと何ができて何ができないのか?」「wifi+4Gのメリットは何か、デメリットは何か?」と言ったことを改めて調査し、まとめましたので、一つずつご説明します。
先に結論だけお伝えしておくと、基本的に家にwifiがある人は「wifiのみ」モデルで十分です。
なぜそう言えるのか、この記事を読み進めれば分かるはずです。
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wifiや4Gが必要なのは書籍の購入時とダウンロード時の2回のみ
先ず、そもそもKindleでwifiや4Gなどの通信環境が必要になる時はどのような時でしょうか?
主には、以下2つのタイミングでwifiか4Gの通信環境が必要となります。
- 電子書籍の購入
- 購入済み電子書籍のダウンロード
上記のうち、「電子書籍の購入」はスマホやPCからもできますし、その方が楽です。
一方、「購入済み電子書籍のダウンロード」はKindle本体からしかできないので、この際にはwifiか4Gが必須となります。
先ずはこの基本事項を覚えておいてください。
では、次に「wifiのみ」と「wifi+4G」の共通点と相違点をご説明します。
共通点と相違点が分かれば、その差に「wifiのみ」と「wifi+4G」の差額である5,000円を出す価値があるか、判断できるはずです。
「wifiのみ」と「wifi+4G」の共通点は2つ
先ず、「wifiのみ」と「wifi+4G」の共通点から見てみます。
- wifiに繋いでなくても書籍は読める
- 無料のwifiやスマホのテザリングでも購入・ダウンロード可能
一見当たり前のようですが、意外と「wifi」や「wifi+4G」の名称だけだとよくわかりづらい事もあるので、一つずつ説明します。
共通点①:wifiに繋いでなくても書籍は読める
先ず、Kindleに一度ダウンロードされた電子書籍は、オフライン環境でも読むことができます。
つまり、一度ダウンロードさえしてしまえば、あとはwifiだろうが4Gだろうが同じで、いつでも読めると言うことです。
例えば、読みたい本があって、朝家で購入・ダウンロードさえしてしまえば、その後はどこにいてもダウンロードした本が読めると言うことです。
実際、私は「wifiのみ」のKindleを使っており、読みたい本は朝や夜に家でダウンロードしていますが、これで十分ですね。特に不便を感じたことはありません。
まあ、外にいる時に急遽何らかの本を読む必要が出てくる、みたいなことが多々あるなら4Gがついてた方が安心ですが、そうでないなら朝や夜に読みたい本をダウンロードしておくので十分でしょう。
共通点②:無料のwifiやスマホのテザリングでも購入・ダウンロード可能
また、Kindleはスマホと同様に、駅やカフェに飛んでいるwifiに繋ぐことができます。
そのため、仮に外にいる時に急遽何らかの本を読む必要が出てきたとしても、これらのwifiに繋げばOK。
私も稀にではありますが、カフェでブログを書いている時などに、「今すぐ読んで参考にしたい!」と言った本が出てくることがあるので、そう言った場合にはカフェのwifiに繋いで購入・ダウンロードしています。
また、Kindleはスマホのテザリングにも繋ぐことができるので、あなたのスマホにテザリング機能がついていれば、「wifiのみ」のKindleでも「wifi+4G」とほぼ同様に使うことができます。
強いて言えば、wifiに繋いだりテザリングするのが少しだけ面倒なので(スマホでwifiを選択するイメージ)、そう言った煩わしさが嫌であれば「wifi+4G」が良いですね。
「wifiのみ」と「wifi+4G」の相違点は4つ
次に、「wifiのみ」と「wifi+4G」の相違点を見ていきます。
- 「wifiのみ」ではwifiがないと購入・ダウンロードができないが、「wifi+4G」はいつでも可能
- 「wifiのみ」には複数のカラーバリエーションがあるが、「wifi+4G」はブラックしかない
- 「wifiのみ」には8GBと32GBの端末があるが、「wifi+4G」には32GBしかない
- 「wifiのみ」と「wifi+4G」の価格差は5,000円もある
ここまで読んでいただいた方にとっては改めて言うまでもないことが多いですが、上記2の「「wifiのみ」には8GBと32GBの端末があるが、「wifi+4G」には32GBしかない」などは注意です。
一つずつ説明します。
相違点①:「wifiのみ」ではwifiがないと購入・ダウンロードができないが、「wifi+4G」はいつでも可能
これは言わずもがなですが、最大の違いとなります。
改めてにはなりますが、「wifiのみ」では家やカフェ、駅などwifiがある場所でしか電子書籍の購入・ダウンロードができません。
一方、「wifi+4G」であればいつでもどこでも購入・ダウンロードが可能です。
ただ、正直そんなに頻繁に電子書籍の購入・ダウンロードをするわけではないと思うので、朝晩など、家にいる際にwifiに繋げば十分と思います。
実際、私もそのような使い方をしていて特に不便なく使えていますからね。
1日に何冊も新しい電子書籍を購入したり、急遽読む必要が生じるようでもない限りは、私と同様に「wifiのみ」で十分でしょう。
相違点②:「wifiのみ」には複数のカラーバリエーションがあるが、「wifi+4G」はブラックのみしかない
これは人によっては気になると言う感じだと思いますが、「wifi+4G」にはブラックしか用意されていません。
一方、「wifiのみ」の場合、Kindle Paperwhiteにはブラックの他にトワイライトブルー(淡い青)、プラム(淡いピンク)、セージ(淡い緑)の3色があります。
Oasisは元々ブラックしかないので特に問題ないですが、Paperwhiteを検討している場合は異なってくるポイントですね。
相違点③:「wifiのみ」には8GBと32GBの端末があるが、「wifi+4G」には32GBしかない
これは、意外と見落としがちな点かもしれないので注意です。
「wifiのみ」の端末には8GBと32GBがあり選べるのですが、「wifi+4G」の端末は32GB一択です。
以前、Kindleのおすすめの容量について書いた以下の記事では、漫画を読まない限りは8Gで十分とお伝えしました。
ただ、「wifi+4G」の場合は必然的に32GBになってしまうので、漫画を読まないような8GBで十分な人にとっては余分なお金がかかることになります。
因みに、32GBは8GBより2,000円高いです。
「wifi+4G」を選んだ場合は必然的に2,000円高くなるのは要注意ですね。
相違点④:「wifiのみ」と「wifi+4G」の価格差は5,000円もある
最後の相違点は言わずもがな、価格。「wifi+4G」は「wifiのみ」より5,000円高くなります。
この価格差を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれと思いますが、個人的にこの価格差はかなり大きいと思います。
もちろん、1日に何冊も新しい電子書籍を購入したり、急遽読む必要が生じるようでもない限る場合なんて殆どないと思うので、この滅多にない機会のために4Gなんて必要ないのでは?と言うのもありますし…
さらに言えば、Kindle Paperwhiteは13,900円〜買えるくらい安いのに、4Gのためだけに+5,000円は相対的にかなり高く感じます。
なので、もし私が「wifi+4G」にするとしたら、Kindle Oasisにして丁寧に長く使う場合だけですね。
容量は32GB、wifi+4G、広告なしなど、全部良いオプションを選んで、じっくり大事に使います。
まあ、実際はそこまで必要ないと思ったので、「wifiのみ」を使っています。
「wifi+4G」を購入する時の注意点は3つ
ここまで読んでいただいた方は、私が「4Gは必要ない」と言う立場なのはご理解いただけたと思います(笑)
とは言え、「それでも4Gが欲しい」と言う方もいると思うので、それ自体は全然否定しません。
ただ、4Gを購入する際にはいくつか注意点があるので、それだけはお伝えさせてください。
注意点は以下3つです。
- 基本的に4Gでは漫画など容量の大きなものはダウンロードできない
- 4Gでできることは電子書籍の購入・ダウンロードとWikipediaの閲覧のみ
- 4Gの利用は国内のみに限る
これまた一つずつご説明します。
あと少しです。
「wifi+4G」を購入する際の注意点①:4Gでできることは電子書籍の購入・ダウンロードとWikipediaの閲覧のみ
先ず、一番注意しておかなければならいないのがこれ。
Kindleについている4Gはあくまでも電子書籍の購入・ダウンロード用なので、インターネット検索等には利用できません。
もし、Kindleでついでに色々検索したい場合は、一応wifiに繋げばできますが、4Gでは不可です。
まあ、これは仕方ないですね。
Kindleについている4Gは月額使用料など一切かからず0円。基本的に壊れるまで永続的に0円で使い続けられます。
それが電子書籍以外で使えてしまったら、みんなKindleを電子書籍以外の用途で使ってしまうので、これは無理と言うことでしょう。
ただ、Wikipediaだけは使えるので、簡単な調べ物くらいはできますね。
まあ、5,000円でずっと4Gが使えると言うことなので、これでも十分すぎるくらいと思いますが…。
「wifi+4G」を購入する際の注意点②:基本的に4Gでは漫画など容量の大きなものはダウンロードできない
次に注意しておきたいのがこれ。
Kindleについている4Gでは漫画など大容量の電子書籍はダウンロードできません。
一応公式サイトには、「マンガなど大容量のファイルは4G接続でダウンロードできない場合があります。」と書いてありますが、「場合がある」と言うより、マンガなどは「大体できない」ようです。
まあこれも上記で述べた通り、いっぱい通信されたらその分Amazonが通信費を払わなくてはならず困るため、制限していると言うことでしょう。
そのため、4Gでダウンロードできるのは小説やビジネス書など、文字中心の書籍のみとなりますので、ご注意ください。
「wifi+4G」は32GB(大容量)しかなく、32GBは漫画を読む人が選ぶことが多いと思うので、漫画を4Gでダウンロードできないのはちょっと残念ですね。
「wifi+4G」を購入する際の注意点③:4Gの利用は国内のみに限る
最後の注意点はあまり気にする人はいないと思いますが、4Gの利用は国内に限ります。
そのため、海外で使う場合は「wifiのみ」と同様、ダウンロードなどの際はwifiに接続する必要があります。
まあ、海外に行く際にKindleを持って行ったとしても、出先ではあまり頻繁にダウンロードすることはないでしょうから、現地のwifiを使えばOKですね。
以上で「wifi+4G」購入の際の注意点は終わりです。
漫画がダウンロードできないことなどは意外と知られていないので気をつけてください。
では、最後にまとめに入ります。
まとめ:家にWiFiがあれば「wifiのみ」端末でOK
改めてまとめると、「wifiのみ」と「wifi+4G」の主な違いは、いつでも電子書籍をダウンロードできるか否かのみとなります。
個人的には、電子書籍はそんなに頻繁に消したり入れたりするものでもないので、家にwifiがあれば「wifiのみ」で十分かなと思います。
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一方、家にwifiがない場合やスマホでテザリングができない場合は、わざわざカフェなどに行かないと書籍がダウンロードできないので、その場合は「wifi+4G」が良いですね。
ただし、4Gでは漫画がダウンロードできないなどのデメリットもあるので、そこは注意してご購入ください。
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