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戦略コンサルタントの1日のスケジュール -ワーク中心の日- | 自分価値向上研究所

戦略コンサルタントの1日のスケジュール -ワーク中心の日-

戦略コンサルタントの一日

こんにちは、戦略コンサルタントのYuです。

戦略コンサルタントを目指す就活生や転職を考えている若手の方向けに、クライアントとのセッションやヒアリング、突発的な対応のない私の普段の1日のスケジュールをご紹介します(所謂アソシエイト、と呼ばれるような役職の平均的な1日です)

もちろん、プロジェクトやクライアントミーティング前などのタイミング、PMのスタイル等によってもスケジュールは全然変わってくるため、今回ご紹介するのはあくまでもその様々なスケジュールパターンの内の一つに過ぎないことをお含みおきください。

とは言え、やる業務やそれを熟すスピード感は日によって大きく変わるものでもないため、何となく日々のワークの雰囲気は掴んでいただけると思います。

もしこの記事にあるスケジュールで全然ついていける、楽しそう、と思ったのであれば、戦略コンサルタントに向いてるかもしれませんね。

午前のスケジュール
-仮説構築〜分析方針策定-

先ず、午前中のスケジュールは下記のような感じです。

午前中のスケジュール概要

午前中は7時起きかつ準備や出社の時間があるため、仕事は9時開始です。

7〜9時:
7時に起きてから布団に入ったまま、昨夜の日本のニュースや海外のニュース、クライアント企業・業界の記事を見て、ざっくり世の中の情勢をキャッチアップします。(気になるニュースだけ後でじっくり読むためブックマークしておきます)

一通りニュースなどに目を通したら、着替えて出社。通勤の間は1日の過ごし方やその日のタスクについて考えていることが多いです。

9~9時半:
会社に着いたらプロジェクトメンバーで30分程度、前日の進捗や当日のTodo、分析/調査にあたっての現時点での仮説などを話し合います。前日の調査などで仮説が間違っていることが発覚した場合は、もう少し時間をとって仮説を構築し直したりもこの時間でします。

9時半 ~10時半:
話し合いが終わったら早速作業に入ります。特に朝は頭が良く働くため、分析など頭を使う作業を優先します。また、早めにアウトプットイメージをPMとすり合わせておくことで後から大きな手戻りが発生しなくて済むため、アウトプットイメージと資料を作るための分析方針が見えてきた段階で、一旦PMに確認を取ります。これが大体10~10時半くらい。

10時半 ~12時:
確認とったアウトプットイメージ・分析方針で良ければ、12時くらいまでその方針で分析をします。

因みにここでは、分析方針は「Aという仮説を検証する(示唆を出す)ために1,2,3を検証しなければならない。1,2,3の検証にはI,II,Ⅲのデータが必要そうで、このデータはxxから取得できそうなため、先ずはxxを当たってみる」というように、仮説の検証や示唆を出すための具体的な作業手順を指しています。また、途中で仮説が外れていることやデータが出てこないことがわかったら、仮説や分析方針を修正します。

総括:
ここまでが午前中の動きとなります。

朝一の会議で話し合った仮説を証明するための資料のアウトプットイメージ・分析方針をPMとすり合わせ、その方針で分析が完遂できそうな目処も立てておかなければならないため、作業時間としては長くないものの、1日の中で最も頭を使っている時間帯となります。

午後のスケジュール
-分析・調査〜資料作成-

次に、午後のスケジュールは下記のような感じです。

午後のスケジュール

こう見ると午後は殆ど仕事ですね。

12~13時:
午前中で分析方針に目処を付けられれば、ランチは少しゆっくり食べ、15分程度仮眠をとって午後の怒涛の作業に備えます。

13~14時
そして午後一の13時からは会議。この会議はあったりなかったりで、スムーズにタスクが進んでいれば、チャットでのやり取りで済まされる場合も多々あります。

14~17時
その後は17時頃の夕方の会議に向けてひたすら分析や資料作成。午前中にPMとすり合わせていたアウトプットイメージを道標に、パワーポイントで資料を作り上げていきます。ここで分析終わらずに17時の会議を迎える場合は、残りの分析事項や未対応の事項を明確にしておき、パワーポイント にメモしておきます。

17~18時:
17時からの会議は主に資料レビューで、PMから資料へ指摘が入ります。

余談ですが私の場合、今はこの時間の会議では資料のレビュー程度で済むようになってきていますが、コンサルタントになったばかりの頃は、全くPMのイメージと異なる資料を作ってひっくり返ることもありました(徹夜コース)。そのため、もし分析方針や資料で悩んだら早めに相談することで、泥沼にハマるのを回避しています(とは言え相談してばかりでは迷惑なため、時間を取らせないよう相談の仕方はとても工夫しています)。

18~20時半:
18時頃に資料のレビューが終わったら、1時間程度で簡単に直せるところはすぐ直し、一旦帰宅。夕飯と風呂を済ませます。

20時半~23時:
その後は再び仕事で、分析や調査し切れていなかった残りを片付けます。この時間は中々集中力も切れており、午前中や午後早い時間のように早く・深い思考が難しいため、なるべくこの時間までには頭を使うタスクは終わらせておき、この時間には調査などあまり頭を使わないタスクをします。

※最近は20時半以降に自分の時間を確保できることも多くなってきましたので、そういった場合は読書などしています。

23~24時:
23時頃、大体期限まで間に合う目処がついたところで本日の仕事は終了。その後はプロジェクトで担当している業界の本を読んだりして、知識を吸収(勉強)します。(早く仕事が終わっていれば、本を読む時間などを長くとっています)

特に日中は目の前のタスクに追われていることが多いため、中々腰を据えて知識を吸収する時間がなく、夜仕事が終わった後に勉強の時間を確保します。

0〜1時:
0時頃に勉強は終わりにし、最後寝る前はその時々ハマっているジャンルの本を読んだり、その界隈の著名人のTwitterを見たりしてから、1時頃に就寝します。

まとめ

ワークが中心の私の1日のスケジュールですが、どのように感じたでしょうか。

もしかしたら、一日中働くか勉強してるかで大変そう、と思われたかもしれませんが、当の本人は割と一日中楽しんでいます。

やはり分析や調査で様々なことが見えてくる、知れるというのは単純に知的好奇心が満たされますし、そこから得られる示唆を捻り出すのも難しい問題を解くようで楽しいものです。

また、分析や調査を経て示唆だしまでするには、業界や、近年だとテクノロジーの知見が必須となるのでこれらの勉強も欠かせませんが、これも知的好奇心を存分に満たしてくれます。

逆に言えば、そういった勉強が好きでないと、戦略コンサルタントとして働くのは辛いのかもしれませんね。

今回ご紹介したスケジュールが楽しめそうであれば、是非戦略コンサルタントを目指してみてください。

P.S. 戦略コンサルタントを目指すのであれば「考える技術・書く技術」は必読書です。もし読んだことがなければ、是非読んでみてください。

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