「光目覚まし時計でやたら推されているinti4s(inti4のリニューアル版)って本当に良いの?」
「他の目覚まし時計と比較して何が良いの?」
「買ったばかりじゃ無くて、ある程度の期間使った人の意見が聞きたい」
光目覚まし時計って使っている人が少なくて情報は少ないし、そもそも何を基準に選べば良いか分からないですよね。
実際私は、ムーンムーン社のinti4sを2019年に発売して間も無い頃から使い続けていますが、inti4sの前に買った2つの光目覚まし時計に関しては、正直失敗でした。
ただ、2回の失敗があったからこそinti4sの良さが分かったので、それをお伝えします。
とは言え、ある程度使用感が想像できる他の家電と異なり、光目覚まし時計の場合はただ比較ポイントを羅列してお伝えしても中々伝わりづらいと思うので、私の過去の失敗経験もご紹介します。
この記事を読めば、inti4s含め、どういう光目覚まし時計を買った時にどうなるか、実際に使用するイメージが湧くはずです。
※inti4sはinti4のリニューアル版です。inti4は既に廃盤で、現在公式サイトではinti4sのみ売っています
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過去に使用した光目覚まし時計レビュー:2つ試すも失敗
先ず、光目覚まし時計を使用し始める以前の私は夜型で、朝全然起きられませんでした。
また、夜は目が冴えるため読書やスマホをいじったりで寝るのが遅くなり、朝が辛くなる負のサイクルにハマっていました。
これはまずいと思い、早く布団に入るも全然眠れず、朝起きれず。
3度目の最後のアラームでギリギリ起きるような毎日でした(正確には、3度目のアラームで目がなんとか覚めるも、布団でぐだぐだ…)。
そこで色々と朝起きる方法を調べてみると、どうやら朝は太陽の光で起きるのが最も良いと言うことが判明。
早速カーテンを開けて試すも、左右のマンションに太陽光が遮られ、ほとんど部屋に光が入ってこない…。
早々に太陽光を取り入れることは諦め、別の手段を探すことに。
部屋の明かりなどでは脳が目覚めるのに十分な光量がないと言うこともそこでわかり、「じゃあ太陽光くらい明るい光を出すものはないのか」と探して出会ったのが光目覚まし時計でした。
安い光目覚まし時計を買うも失敗:光量不足
そして最初に選んだ光目覚まし時計は以下でした(既に売ってしまったので、アマゾンの画像で)。
値段も手頃でとりあえず光目覚ましを試すには良いかと思い購入しました。
朝気持ちよく起きられる自分を想像し、ワクワクしながら使ってみるも
「全然起きられない」
起きている時に光を見ると十分に明くて起きられそうな気がしますし、実際アマゾンにも「起きられるようになりました」みたいなレビューがあるので全く効果が無いわけじゃ無いと思いますが、私はこれだと起きられませんでした。
色々調べ、安い光目覚まし時計だと光量が足りない可能性が高いことは十分に理解していたため、「やっぱり高くてもちゃんと光量が十分な光目覚ましを買うか…」と言うことで、別の光目覚ましを購入しました。
高い光目覚まし時計を買うもこれまた失敗:出し入れが面倒・起きられるかは運次第
そこで買ったのがブライトライトME+(私が買ったのは以下より旧型でしたが)。
39,800円と高いですが、これでスッキリと起きられるようになるなら安いもんだ、と思い購入しました。
まず届いて感じたのは
「デカい」
アマゾンの写真で分かっていたものの、いざ目の前にするとやはりその大きさに圧倒されると共に、一つの不安がよぎりました。
「これ、置く場所ないのでは。置けたとして毎回出し入れしなきゃいけないし、起きる前に光目覚ましと反対側向いてたら起きられないのでは」
そして実際に使ってみたところ、ビンゴ。
置く場所は何とか工面しておけたものの、デカくてまるで部屋のインテリアに馴染まないため、毎朝・毎晩出し入れしなきゃいけなくて面倒臭い。
また、ベッド脇の机に置くため、朝起きる前にどちらを向いているか次第で光が当たるかが決まり、起きられる日とそうでない日ができてしまいました。
光目覚ましの方を向いてしっかり光が当たった日は起きられましたし、そうでなくても起きてから光を浴びることですっきりすることはできたため、光量は十分で良い商品には間違いないです。
ただ、光で起きられるか起きられないかは朝どちらを向いているか次第で、毎朝光で確実に起きたい私には少し不満が残る形となりました。
※アマゾンの商品画像でも机の上に置いている画像が紹介されているため、目覚ましというよりは起きてから光を浴びることを想定した設計なのでしょう
inti4sレビュー:
絶対に朝起きれるようになりたいならこれ
そんな中、友人宅に行った時に出会ったのがinti4s。
先ず友人宅でinti4sを見た時に思ったのが、お洒落。友人の部屋にインテリアとして馴染んでいて、これは良いと思いました。
また、友人宅にあったinti4sは壁に吊るされていて、どんな寝相でも顔全体に光が当たるようになっていました。
それを見た瞬間、私は
「これだ!」
と思い、その場で衝動買いしました。
数日後、家に届いたinti4sを使った私は「あ、やっと自分に合った光目覚まし時計が手に入った」という感じ。
その後も使い続け、2020年11月時点で使用歴1年2ヶ月ほどですが、その使用経験と過去の失敗経験を踏まえてinti4sの良い点を挙げると以下3つかなと。
- 光を真上から照射できるため、寝る向きに関係なく起きることができる
- アルミボディでスタイリッシュ。部屋に馴染む
- 小さい・軽いので、出し入れが簡単
上記3つの良い点どれも、過去に失敗した2つの光目覚まし時計の欠点の裏返しかなと思います。
多分、文字だけだと伝わりづらいと思うので、一つずつ画像を交えて説明します。
inti4sの良い点①:光を真上から照射できるため、寝る向きに関係なく起きることができる
光目覚ましを買う上で欠かせないポイントは、明るさ。
朝気持ちよく目覚めるにはかなりの明るさが必要なので、とにかく明るい光が出るというのは光目覚まし時計には必須ですね。
流石にinti4sは値段が高いだけあり、非常に明るいです。最大の明るさに設定すれば、まず目が覚めます。
この明るさが大事、までは光目覚まし時計を買おうとしている人なら誰でも認識していると思いますが、光源の位置は意外と見落としがちです。
上の方で失敗例として紹介したブライトライトME+も明るさは十分だったものの、大きくて机の脇に置いておくことしかできなかったため、朝に反対側を向いていると顔に光が当たらず起きられませんでした。
一方、inti4sは壁にかけたりベッドの物置におけるので、朝は真上からライトが照射され、右を向いていようが左を向いていようがお構いなしに顔面に光があたり、目が覚めます。
私の場合、上記画像のようにベッドの物置?に設置していますが、もし壁にかけるなら、inti4sを買った時についてくる壁掛けケースを使うことで、簡単に真上から光を当てることができます。
顔に当たらないと明るくても意味がないため、確実に起きるために光目覚ましを買うのであれば、これはかなり重要なポイントでは無いでしょうか。
inti4sの良い点②:アルミボディでスタイリッシュ。部屋に馴染む
次にinti4sの良かった点はデザインです。
目覚ましは毎日使うので、私の場合、できれば出し入れせずにずっと定位置に置いておきたかった。
とは言え、デザインがダサいと部屋に馴染まないのでしまわざるを得ません。
以前使っていたブライトライトME+は、プラスチック?で出来ており、お世辞にも良いデザインとは言えなかったため、夜に出しては朝仕舞うを繰り返していました。
一方、inti4sはアルミボディでまあまあスタイリッシュ。部屋に出しっぱなしでも違和感はありません。
そのため、私の場合、inti4sは基本的に出しっぱなしです。
inti4sの良い点③:小さい・軽いので、出し入れが簡単
最後に良かった点は小さいこと、それによって出し入れが簡単なことです。
小さいのはスタイリッシュなデザインにもつながっているのですが、それ以上に出し入れや移動させやすいのが良いです。
まあ、私の場合は基本出しっぱなしですが、より目を覚ますために机の上に移動させて光を浴びることは割とあるので、移動させやすいのは助かっています。
以上、過去2度失敗の経験とinti4sの使用を経て感じた、inti4sの良い点を3つご紹介しました。
正直、ちゃんと光目覚まし時計の効果を得たいなら、最初に購入した光量不足の光目覚まし時計はやめておいた方が良いです。何と言っても光量が大事なので。
ブライトME+は顔に光を当てられるなら効果はあるはずなので、寝相良い人(同じ方向を向いて毎回起きるような)には良いかもしれません。
また、起きてから使う場合も照射範囲広くて良いですね。
ただ、私は寝相悪く、朝どっちを向いているか全然分からないのと、野暮ったいデザインが気に入らなかったので、ブライトME+は辞めてinti4sを今では使っています。
他者レビュー:
マツコの知らない世界やDaiGoさんのYoutubeで紹介。アマゾンでの評判も上々
一応、私だけのレビューだと個人的な意見に過ぎないので、他メディアでの紹介やアマゾンのレビューを一部ご紹介します。
まあ、こう言ったものはテレビ向けみたいなところもあると思うので、ご参考程度に。
マツコの知らない世界でもinti4sが紹介されたみたいですね。
DaiGoさんも過去にYouTubeでinti4sを紹介していました。テレビと違い、これは結構ポイント高いかも。
因みに、マツコの知らない世界やDaiGoさんに紹介された後は、注文殺到で発送が大分遅れるレベルだったそうですが、現在は特に発送の遅延とか無いと思います。
また、inti4sのアマゾンのレビューはこんな感じです。
Amazonのレビューはサクラも多いので気をつけたいところですが、大体サクラがいる商品は星5と星1が極端に多く偏っているので、そんなことないinti4sのレビューは参考にはなるのではないかと。
因みに、星1つの意見を見ると
「ボタンが押しづらい」
「目覚まし設定がうまく反映されない、返品しようかな」
「Amazonだと返品保証が1ヶ月。公式は3ヶ月なのに…」
と言った意見が見られ、必ずしも全員が満足しているわけではないことには注意が必要です。
特に、ボタンの押しづらさは個人的にも感じています。
ボタンがボディから浮き出ていないため、ボタンを押す際は指の腹で押し込む必要があり、少し押しづらいです。
まあ、そこまで気にはならないですが、若干マイナスポイントですね。
あと返品保証はレビューの通り。Amazonだと1ヶ月保証で公式は3ヶ月保証なので、公式サイトからの購入をおすすめします。
買う前に確認したい注意点:
返品・交換はできるが、取り扱いは丁寧に
これまでにinti4sの良い点を述べてきましたが、1年ほど使って感じたよくなかった点(注意点)もお伝えしておきます。
それは
- 給電ケーブルの接続箇所が壊れやすいこと
- 角度調整のネジが緩みやすいこと
です。
給電ケーブルに関しては、実際に8ヶ月くらい使っていて一度接触不良で光がつかなくなったため、修理に出しました。
この時、修理依頼から完了までは1週間半程度で、郵送で対応してもらいました。
ただこれは、改めて考えると私の使い方も悪かったのも多いに影響しているだろうと思っています。よくケーブルを抜き差したりしていたので。
とは言え、構造上スマホの充電ケーブル接続箇所ほどの耐久性はなさそうなので、他の家電製品よりは丁寧に扱った方が良いと思います(私も修理後は丁寧に扱っており、今のところ以前のような接触不良の兆候はありません)
また、inti4sは照射角度を調整できるのですが、何度も角度調整しているとネジが緩んでくるので、その際は付属のレンチで締め直す必要があります。
以上2点は注意してください。
まとめ:
決して安くない買い物だが、inti4sには値段以上の価値がある
以上、これまでに使ってきた光目覚まし時計と比較したinti4sの良い点・悪い点をレビューしました。
改めてまとめると、良い点は
- 光を真上から照射できるため、寝る向きに関係なく起きることができる
- アルミボディでスタイリッシュ。部屋に馴染む
- 小さい・軽いので、出し入れすのが簡単
で、悪い点は
- 給電ケーブルの接続箇所が壊れやすいこと
- 角度調整のネジが緩みやすいこと
です。
上記の通り悪い点もありますが、それ以上に良い点があるのでitni4sはおすすめですね。
特に、寝る向きに関係なく光が顔に当たりしっかり起きられる、というのはinti4sの最も良いところで、非常に助かっています。
音に起こされるのではなく、光で自然に目覚める体験を是非味わってみてください。