「Amazonの配送料っていくら?注文方法で異なるの?」
「プライム会員になると無料?その他無料にする方法は?」
「無料じゃないのはどんな時?」
今やAmazonは日本国内でも最大のECサイトで、様々な商品が購入できますが、その時に気になるのが配送料。
注文内容や会員ステータスによって配送料が異なるため、分かりづらいですよね。
そこでこの記事では、「通常配送やオプション配送など注文方法ごとにいくら送料がかかるのか」「一般会員とプライム会員でどう違うのか」「送料を無料にするにはどうすれば良いか」説明します。
そのため、この記事を読み終えた頃には、送料について理解するだけでなく、安く送料を抑えられるようになるはずです。
Amazonの配送料の種類
先ず、そもそもAmazonにはどう言った種類の配送料があるか全体を見てみます。
それがこちら。
上記の表の見方ですが、例えば「通常配送」で「Amazon商品」を購入する場合に「合計2,000円未満の場合」、「一般会員」だと410円、「プライム会員」だと0円(無料)となります。
ここで、配送料が決まる前提となる配送方法・商品種類・会員ステータスについて、配送方法(通常配送 or オプション配送)から簡単に説明します。
配送方法
先ず、配送方法には以下の2種類あり、それぞれで送料が異なります。
- 通常配送:
配送予定日時を指定しない配送方法
(通常配送に2〜3日以上かかる) - オプション配送:
注文翌日程度に届けたり(お急ぎ便)、
配送日時を指定(お届け日時指定便)
できる配送方法
商品種類
また、商品の種類には以下の2種類あり、こちらもそれぞれで送料が変わってきます。
- Amazon商品:
Amazonが発送する商品 - マーケットプレイス商品:
一般事業者(Amazon以外)が発送する商品
会員ステータス
最後に、Amazonの会員ステータスには以下の2種類あり、送料が大きく異なってきます。
- 一般会員:
無料の通常会員 - プライム会員:
月額 or 年会費を払っている有料会員
Amazonの注文では、上記の配送方法や商品種類、会員ステータスの組み合わせにより配送料が異なるため、先ずはこれらを覚えておいてください。
ではここからは、表の上から順に配送料を説明します。
通常配送の配送料
先ずは通常配送の配送料からご説明。
先にも述べましたが、通常配送とは配送予定日時を指定しない配送方法(通常、配送に2〜3日以上かかる)です。
特に何も配送条件を指定できず、商品が来ることをただ待つことになるのでやや不便ではありますが、その分料金は安くなっています。
特に一般会員の場合、オプション配送だとそれなりに料金がかかるため、多くは通常配送を利用することになるでしょう。
では、先ずはAmazonが発送するAmazon商品の配送料から具体的に見ていきます。
Amazonが発送する商品の配送料
Amazonが発送するAmazon商品の料金は以下となります。
先にも述べましたが、Amazonのサイトで販売されている商品には、Amazonが発送するAmazon商品と、一般事業者(Amazon以外)が発送するマーケットプレイス商品が存在し、それぞれで送料が異なります。
ただ、基本的な商品は殆どAmazon商品と言って良く、配送料は画一的に料金が定まっています。
※実際、Amazonで商品検索しても上位表示されるのはAmazon商品が殆どです
注文金額が合計2,000円未満の場合
先ず、Amazon商品を購入する際に注文金額の合計が2,000円未満の場合、一般会員は送料410円、プライム会員は0円(無料)です。
一点、一般会員の場合、北海道・九州・沖縄・離島への配送料は+40円で450円となるので注意。
プライム会員の場合は北海道・九州・沖縄・離島でも追加料金はかからず、送料は0円(無料)です。
注文金額が合計2,000円以上の場合
次に、Amazon商品を購入する際に注文金額の合計が2,000円以上の場合は、一般会員・Amazon会員共に送料0円(無料)となります。
注文金額が合計2,000円未満の場合、北海道・九州・沖縄・離島への配送料は+40円でしたが、2,000円以上の場合は追加料金がかからず、北海道・九州・沖縄・離島への配送料も0円(無料)となります。
マーケットプレイス(Amazon以外)が発送する商品の配送料
次に、通常配送のマーケットプレイス商品(Amazon以外が発送する商品)ですが、こちらはAmazon商品と異なり、送料は一つ一つの商品によって異なります。
マーケットプレイス商品の場合、この一つ一つの商品により送料が異なるのがややこしいポイント。
商品カテゴリーは何か、出品者が大口なのか小口なのか、国内の倉庫から発送されるのか海外の倉庫から発送されるのかなどで料金が異なるので、非常に厄介。
一応、以下に小口出品者の場合の各カテゴリー商品の価格を載せておきます。
カテゴリー | 日本国内 |
---|---|
本 | ¥262 |
CD・レコード | ¥356 |
ビデオ | ¥398 |
DVD | ¥356 |
PCソフト | ¥356 |
TVゲーム | ¥356 |
おもちゃ&ホビー | ¥524 |
ベビー&マタニティ | ¥524 |
上記以外のカテゴリー | ¥472+¥53/kg |
ただ、何の商品を誰が出品しているのかは時と場合によるため、マーケットプレイス商品の場合は実際に商品画面や注文画面にならないと正確な配送料は分からないと言って良いでしょう。
因みに、マーケットプレイス商品の正確な配送料は商品検索や説明画面に配送料:○○円と表示されます。
さて、ここまでは通常配送の送料についてご説明しました。
一般会員であれば多くの場合、これまでご説明した通常配送を利用されることと思いますが、プライム会員になるとオプション配送も0円(無料)となるため、オプション配送を利用する機会も増えるでしょう。
※一般会員でもこの後ご説明するオプション配送を利用できますが、送料が高くつくため、利用するのであればプライム会員になった方がお得です
では、次はそんなオプション配送の配送料について見ていきます。
オプション配送の配送料
ここからはオプション配送の送料についてご説明します。
先にも述べましたが、オプション配送には以下2種類あり、通常配送と比較して早く商品が届いたり、到着時刻を指定できたりと、非常に便利な配送方法です。
- お急ぎ便:
注文から3日以内に商品が届く
(多くの場合、翌日までに届きます) - お届け日時指定便:
指定した配送日時に商品が届く
特にプライム会員の場合、お急ぎ便もお届け日時指定便もどちらも0円(無料)で使い放題なため、プライム会員になった場合、基本的にはどちらかを選択して注文することが多くなるでしょう。
では、先ずはAmazonが発送するAmazon商品の配送料から具体的に見ていきますが、その前にオプション配送が利用できる商品と利用できない商品があるため、その見分け方をご説明します。
オプション配送の対象商品
さて、非常に便利なオプション配送(お急ぎ便、お届け日時指定便)が利用できる商品はprimeマークのついた商品となります。
最近は殆どの商品にこのprimeマークが付いていると思いますが、付いている商品は漏れなくオプション配送の対象商品です。
因みに、このprimeマークの付いた商品、プライム会員だけでなく一般会員の方も購入できますし、オプション配送も利用できます。
ただ、この後ご説明しますが、一般会員の場合はオプション配送一回につき510円もかかるため、利用するのであればプライム会員になった方が良いですね。
※プライム会員は月額500円 or 年会費4,900円なので、月に1度でも利用するならプライム会員になった方がお得
Amazonが発送する商品のオプション配送料
改めて、ここからはAmazon商品のオプション配送の送料を見ていきます。
お急ぎ便・お届け日時指定便、一つずつご説明します。
お急ぎ便の配送料
先ず、お急ぎ便の送料ですが、一般会員は510円、プライム会員は0円(無料)となります。
また、一般会員の場合、北海道・九州への配送は+40円となるので注意。プライム会員の場合は北海道・九州でも送料0円(無料)です。
その他、お急ぎ便は一部対象外の地域があるので、予め自宅がお急ぎ便対象地域かチェックしておくのをオススメします。
参考:amazon.co.jp ヘルプ&カスタマーサービス「お急ぎ便をご利用いただけない地域」
上記に自宅の市区町村・郵便番号がなければお急ぎ便対象の地域となります。
お届け日時指定便の配送料
次に、お届け日時指定便の送料ですが、こちらもお急ぎ便と同じく一般会員は510円、プライム会員は0円(無料)となります。
また、一般会員の場合、お急ぎ便と同様に北海道・九州への配送は+40円となるので注意。プライム会員の場合は北海道・九州でも送料0円(無料)です。
またその他、以下の場合にはお届け日時指定便が利用できないためこちらも注意です。
- Amazon.co.jp が発送する商品のご注文にコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いをご利用の場合
- 受取スポットをご利用の場合
- Amazon定期おトク便のご注文の場合
- 対象商品と対象外商品を同時に注文する場合
(Amazonプライム会員を除く)
引用:amazon.co.jp ヘルプ&カスタマーサービス「お届け日時指定便について」
マーケットプレイス(Amazon以外)が発送する商品のオプション配送料
最後に、マーケットプレイス商品の場合のオプション配送(お急ぎ便・お届け日時指定便)の送料ですが、こちらは通常配送の場合と同様、配送元や商品によってマチマチとなります。
そのため、マーケットプレイス商品をお急ぎ便/お届け日時指定便で配送してもらう場合は、注文確認画面で選択し、料金を確認する必要があります。
ただ、マーケットプレイス商品でオプション配送が利用できるのは大抵プライムマークが付いた商品です。
そのため、プライム会員であれば0円(無料)で、多くのオプション配送対応のマーケットプレイス商品を急ぎ/指定した日時に届けてもらうことができます。
配送料を無料にする方法
さて、ここまでで一通りAmazonで商品を購入する際の送料を見てきましたが、最後に送料を無料にする方法を2つご紹介します。
1つはこれまで送料を見てきたあなたなら既に知っているプライム会員になる方法。もう一つは書籍を一緒に購入する方法です。
正直、月に1回でもAmazonで商品を購入するならプライム会員になった方がお得ですが、それ以下の場合や、最近Amazonを使い始めたなんて場合は、書籍を一緒に購入することで送料を無料にすることができます。
これ、意外と知られていないのでご説明します。
配送料を無料にする方法①:
書籍を一緒に購入する
上記にて、一般会員が合計2,000円未満のAmazon商品注文をする場合、送料が410円かかるとお伝えしましたが、実は1点だけ例外があります。
それが書籍。書籍は商品の値段に関わらず送料が無料なんです。
また、書籍と一緒に他の商品を注文した場合も、例え合計2,000円未満であっても送料は0円(無料)となります。
そのため、何か安い商品が欲しい場合に書籍を同時購入することで、送料を0円(無料)にすることができます。
とは言え、欲しい本がある場合は別にして、410円以上値段のする本だと結局送料払っちゃった方が安いですが…
ただ、洋書なんかは結構安いものがあるため、それを同時購入することで送料を無料にしちゃうのもありですね。
配送料を無料にする方法②:
プライム会員になる
もう一つ配送料を無料にする方法がプライム会員になること。
これまで読んだあなたなら既に重々承知と思いますが、プライム会員はプライムマークのついていないマーケットプレイス商品を除き、全ての注文において送料が無料になります。
また、お急ぎ便やお届け日時指定便と言ったオプション配送料も何回使っても無料に。
プライム会員の年会費は4,900円(月額408円)なので、月に1回でもAmazonで購入するならプライム会員になった方がお得。
また、プライム会員は配送料が無料になるだけでなく、その他Prime Videoで動画見放題など様々な特典が利用できるため、正直めちゃくちゃオススメです。
因みに、プライム会員になった場合に利用できる特典や料金、登録方法などあらゆる情報を以下にまとめているので、要チェックです。